事実を見てごらんなさい。
それはただそうなっているだけでしょう。
それに対して「そんなのイヤだ!もっとこうがいい!」と言っているから、苦しみが生まれるのです。
ではなぜ、ありのままの事実を認めることが出来ずに、もっと違うものを求めるのでしょう。
それは妄想です。
妄想があなたの中で、勝手に独り相撲をしているのです。
人間には想像する能力、思考する能力があります。
その想像や思考が、あなたの中を勝手に飛び回っているのです。
それこそが「事実」です。(笑)
苦しみは妄想が勝手に独り相撲をしているというのが、事実です。
その事実が見えますか?
ただ「そうなっている」という事実をよく見てごらんなさい。
ただ「そうなっている」という事実は、なにか空しい感じがしますか?
「それはただそれである」ということは、なんにも楽しくないし、ワクワクもドキドキもしません。
それはただそれであるだけ。
なんと空虚で空しい事実でしょう。
と同時に、ホッとしませんか?
それはただそれなんだ。
何も頑張る必要はないし、何とも格闘する必要もありません。
だってそれはただそれだから。
肩の荷が下りた。
自分には何の責任もないし、義務もない。
てゆうか、何も無い。
自由だ。
あれ? 最初から自由だったんだ。
事実を見れば、それはいつだってそうなっています。
妄想の中で右往左往するのではなく、妄想という事実を見てごらんなさい。
そのまんまの事実を見てごらんなさい。
事実を見ると、それはいつだってそうなっています。
明確に、クリアに、一点の曇りもなく、それはただそれです。
世界はただ世界です。
オーマイガッ!何てこったい!
それはいつでもそれだったじゃないか!
何でもないということの何でもなさ。自由、軽さ、喜び。
自分なんてどこにもないじゃん。
世界がただあるだけじゃん。
てか世界が自分じゃん。
必要なものなんてなんにもないし、欲しいものなんてなんにもない。
だってもう全てなんだから。
世界をつくった神様はそれを見て言われました。
「甚だ良し」と。
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