真実を選択しつづけよう

ありのままを見てくださいね、ありのままを。

生まれたばかりの時のように、何も知らない状態。

あの状態になって、物事を見ましょう。

 

何も知りません。

色も、形も、それにどんな意味があるのか、わかりません。

全てに何の意味も付与しない状態。

それが本来の状態です。

 

その状態で居ましょう。

居続けましょう。

それが真実だから。

それがあなたが本当に行きたい場所だから。

 

後から得た意味や解釈、学んだこと、得た知識は、真実ではないですよね。

真実は、それらを外した状態。

「ありのまま」です。

 

 

その状態で居ることは、むずかしいことでしょうか。

そんなにむずかしいことではありません。

そうなろうと意識すれば、そうなれます。

 

でも、無意識にまた簡単に、意味や解釈の世界に戻ってしまいます。

気がついたら戻っています。

結局むずかしいのは、そこに「居続ける」ことです。

 

後付けの、後から学んで取り入れた意味や解釈の世界のほうが、現状ではデフォルトになっています。

ですから、無知の世界のほうには、意識しないと行けません。

無意識に意味の世界に戻っていることを察知し、また意識的に無知の世界に戻るということを、何度も繰り返さなくてはいけません。

無意識に元に戻って、ずっとそのまま無意識に居続けてしまう傾向や惰性から、グイッっと方向転換しなくてはいけないのです。

そのための「努力」が必要です。

「居る」のではなく、「居続ける」ための努力です。

 

 

気づきましょう、常に、気づきましょう。

自分が今、どこに居るのか。

そして選択しましょう、真実を。

自分が本当に居たいほうです。

 

人生にうんざりしたなら、そのうんざりに巻き込まれるのでなく、そこから脱しましょう。

いつまでもうんざりを考え続けることによって、いつまでもうんざりに巻き込まれます。

 

やめましょう、それを。

やめることを選択しましょう。

なぜならもううんざりは沢山だから。

そこから脱したいと思っているから。

もう、巻き込まれるのはやめましょう。

そして真実を、選択しましょう。

 

うんざりは、あなたが真実を選択するための原動力です。

苦しいこと、つらいこと、イヤなことは、本当に嫌です、そこから離れたいと思います。

それはつまり、そこから離れなさいという警告です。

そして真実を掴みなさいという促しです。

 

苦しいこと、つらいこと、イヤなことは、真実を選択するチャンスです。

あなたにはチャンスが与えられているのです。

 

のんきに、なんとなく、それなりに幸せという状態では掴めなかったチャンスが、あなたには与えられているのです。

苦しみは苦しいほど、つらいことはつらいほど、そこから離れたい、真実を掴みたいという強烈な原動力となります。

そのチャンスが与えられたなら、しっかりとそれをモノにしましょう。

 

選択です。

 

毎瞬毎瞬、真実を選択するのです。

本当に自分が居たいほう。

そっちを常に選択し続けるのです。

 

つらいことは離れていいんです。

そのための「つらいこと」ですから。

つらいことがつらいのは、そこから離れろってことです。

真実に向かえということです。

 

真実に目を向け続けましょう。

つらさ、苦しみは恩寵です。

それをしっかり、生かしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました