「改善」によっては手に入らないもの

「改善」しようとすること。

それがそもそもの間違いです。

改善しようとするのは、それが「改善」できるものという思い込みがあるからです。

 

でも実際は、改善も改悪もされません。

そんなことはできません。

世界はあるがまま、あるようにあるだけです。

それが真実です。

 

改善・改悪の世界から抜け出すこと。

それがゴールです。

 

 

人はなかなか、改善をあきらめることができません。

「良くしたい」という衝動は、本能として、人間という動物に備わっているからです。

やめろといって、やめられるものでもないでしょう。

 

そこはもう、電源を切るしかありません。

改善というモーターに供給されている電力を、切るのです。

 

つまり、「手放す」ということです。

「何もしない」ということです。

 

電源を切っても、しばらくモーターは惰性で回り続けますが、最終的には回転が止まります。

回転が止まるまで、電力の供給を絶ちましょう。

 

回転に乗せられて、うっかりまた電力を供給してしまうと、いつまで経っても回転が止まりません。

惰性で回転しているのを見ても、電力を止め続けることです。

回転を見て、「あ、回さなきゃ」と思わないように気をつけましょう。

 

「やめる」以外に、やることはありません。

うっかり「やって」しまうと、それがまた電力になります。

 

ひたすら「止め」続ける。

これしかありません。

 

モーターの回転が止まったら、世界をどうこうしようとするエネルギーがストップします。

その時、あるがままの世界が現われます。

 

それが、ゴールです。

改善・改悪の世界から抜け出したということです。

 

 

どうこうするのをやめる。

 

それは非常に、チャレンジングなことです。

何よりも、挑戦し甲斐のあることです。

 

100億円貯めても、そこにゴールはありません。

どんな地位に上り詰めても、そこにゴールはありません。

どんな最高最善なパートナーを見つけても、そこにゴールはありません。

「改善」にゴールはないのです。

 

ゴールは真実にしかありません。

真実は「たどり着く」ものではありません。

真実はもともとそうであるもの。

「たどり着こう」「達成しよう」という回転が止まった時に、すでにそこにあるもの。

 

我々にできるのは、回転するエネルギーを止めること。

何もしないこと、手放すことです。

 

チャレンジです。

100億も、どんな地位も、どんな素敵なパートナーも及びもつかないものが、手に入るでしょう。

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