生きる意味

生きる意味

人生の転換

何かをすることによって何かになる。 それは結局、堂々巡りです。 身体を鍛えて健康になる、資格を取って収入を増やす。 それらのやり方は、今までと同じです。 根本的に変わるために必要なのは、ただ事実を見ることです。 事実をありのままに見れば、そ...
生きる意味

気持ちいいだけの人生は可能か

「気持ち」というのは、目の前のコーヒーカップや聞こえてくる小鳥のさえずりと同じように、意識に現れる「現れ」の1つです。 「する」から「なる」へ ありのままの事実 ある人が「そういう気持ちである」というのは、その人の意識に現れるその気持ちに知...
真実とは何か

そのままでOK

我々が人生でやろうとしていることは、よいものだけを集めることです。 いい会社、いい恋人、いい洋服、いい経験。 人間は常に「いい」を感じていたい生き物です。 じゃあ、何が「いい」なのか。 その人にとって「いい」とは何か。 それは意外と漠然とし...
真実とは何か

「願望」の取り扱い

望んだものが手に入るのは、実は幸せなことではありません。 それは地獄の始まりです。 熱望していたものが手に入った。 その瞬間は幸せです。 でもそこが、地獄の始まりです。 それに執着を引き起こす、あるいはその快感が病みつきになり、さらなる熱望...
真実とは何か

生の実態を知る意味

(前回の続き) 生の実態は、我々が今までそう思ってきたものと、まるで違いました。 生は何かを成し遂げなきゃいけないわけでも、何者かにならなきゃいけないわけでもありません。 生は何かを「やる」ようなものではありませんでした。 それは、何かが起...
真実とは何か

生の実態

「ある」とは何でしょうか。 例えばコップ。 目の前のそのコップは、ちゃんと手で触れるし、爪でたたけばカツカツ音がします。 ちゃんとそこに実在としてある、という感じがします。 では、頭の中の思考はどうでしょうか。 手で触ることができないそれは...
真実とは何か

苦しみの実体、そして苦しみからの解放

苦しみとは一体なんでしょうか。 普段はあまり見ないようにしている、なるべく避けようとしているそれを、一度じっくりと見てみましょう。 それは「感覚」ですね。 重苦しい感じ、鬱陶しい感じ、もやもやした感じ、重い感じ、いやな感じ。 言葉では限界が...
生きる意味

苦しみの意味

人が人生というものに疑問を持つのは、たいていうまくいかない何かがあったときです。 順風満帆、万事上手くいっているときに疑問を持つことはありません。 人知の力ではもうどうしようもないこと、深い喪失、悲しみ、懊悩。 そういう状況に出くわしたとき...
真実とは何か

変わるものと変わらないもの

「ものごとはあまりにも変わる」 みなさんが経験する現実ですね。 あなたのまわりの状況は、10年前とも20年前とも違い、すっかり変わっていますね。 そんなに大昔でなくても、1日前2日前、あるいは数時間前、数秒前でも、一瞬たりとも同じではあり得...
真実とは何か

「見ること」が人生を根本的に変える

(前回の続き) 見ること。 それは、「それが、そうである様を、ただ見る」ということです。 実につまらない、何の興奮も感動もない、退屈極まりない行為です。 すぐにその「退屈さ」に目が行きます。「つまらなさ」に目が行きます。 あるいは、何かすご...