死とは何か

人は死を恐れます。

でも死はありません。

あるのは「今」だけです。

「今」死についての思考があるだけです。

「死」そのものはどこにもありません。

 

今この瞬間にあるものが、存在の全てです。

思考、感情、目に見えるもの、手に触れるもの。

今あるそれが、存在の全てです。

それは誰も否定できない事実ですね。

 

それ以上の何かを求めたとしても、その「それ以上の何かを求める」という思いが今あるだけです。

「いやいやそんなことはない」と考えたとしても、「いやいやそんなことはない」という考えが、今あるだけ。

どこまでいっても、今そこにあるものが全て。

それが事実です。

 

ということで、死は妄想であり、空想であり、思考です。

いま現に、死そのものは、どこにもありません。

あるのは死についての妄想であり、空想であり、思考です。

死の実体は、どこにもありません。

つまり死はありません。

それが事実です。

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