自分でわかるのです。
それでいいのか、よくないのか。
何がどうなのか、そうなのか。
誰に聞く必要もありません。
全部自分で知っています。
自信がないから他人に聞いたりするわけですが、自信があろうとなかろうと、自分は知っています。
人に聞くのをやめて、自分に聞けば、わかります。
全部自分が知っています。
それは必ずそうです。
何を知っているのかって?
知識とかそういうことではありませんよ、もちろん。
ボリビアの首都がどこかとか、そういう事ではありません。
それは感覚です。
「わかっている」という感覚です。
どうですか?ありませんか?
なんか知らないけど、ありますよね、そこに目を向ければ。
なぜか知らないけど、知っているのです。
わかっているのです。
「何?どれのこと言ってんの」って思うかもしれませんが、それは「どれ」ではありません。
それを指さして「これ」と言えるものではありません。
だから、「感覚」です。
感じるしかないのです。
…
宇宙において「これ」と指させるものは4%しかないといいます。
「これ」と指さすことのできない、残りの96%は「無い」のでしょうか。
いや、「ある」のです。
科学者たちは、そう言っています。
ただ、「これ」と指させないだけで。
じゃあ、それが「ある」と、どのようにしたら知れるのでしょうか。
それが、「感覚で捉える」ということです。
…
我々は普段、目に見える4%内で汲々としていますが、よく考えてみてください。
4%って、とてもちっぽけではないですか??
そんなちっぽけな範囲内で、あくせく汲々している。
その事実を、改めて認識しましょう。
それは、檻の中で暮らしているようなものです。
檻の外には96%もの大平原が広がっているのです。
人の意識についても、顕在意識と潜在意識の割合は、だいたい5:95とか、そんな感じで言われています。
目に見えるものと目に見えないものの割合は、どのジャンルでもだいたい一緒です。
つまり、目に見えない領域をうまく生かすことが、真に効率的で、真に豊かに生きるコツなのです。
だから、ボリビアの首都がどこかを調べるような感覚で豊かになる方法を調べるのは、実に残念な方法となります。
その方法における効果は、4%しかないから。
それよりも、感覚を生かし、96%を生かすほうが、ずっと的を得たやり方です。
「じゃあそれってどうやるの?」という質問も出ることでしょうが、その質問こそがすなわち、4%です。(笑)
質問してわかることは4%です。
質問して、何か理解を得たとしても、それはあなたの人生に、4%程度の効果しか与えません。
「質問してわかること」の外に、96%は広がっています。
そこに出かけていきましょう。
それはどこにあるのか。
それは、「あの人が言っていること」とか、「あの本に書いてあること」といった、指させるものではありません。
「指させないものとは何か」ということを、ちょっと考えてみてください。
そしてどうしたらそれを捉えることができるかということを、考えてみてください。
そうするともう、「感覚」しかありません。
感覚を研ぎ澄まし、感覚を利用しましょう。
もはや、人のブログとか読み漁っている場合ではありません。(笑)
なぜなら、4%と96%の差は圧倒的だからです。
4%に多くの時間と労力を投入するよりも、96%に投入した方が圧倒的に効果的なのは、自明の理です。
…
4%とは目に見えるものです。
理屈で把握できるものです。
ストックできるもの、「これ」と指させるもの。
96%は、目に見えないものです。
理屈じゃないものです。
今、この瞬間に湧き起こるものであり、「こう」とか「そう」と固定できないものです。
今までずっと4%で生きてきて、突然96%と言われても全然ピンとこないと思いますが、そういう風に宇宙はできているのだということを知っただけでも、大収穫です。
そして、とりあえずその可能性を探ってみてください。
信じる、信じないじゃなく、本当にそうかどうかを、ぜひ実際に自分で探ってみてください。
…
感覚です。感覚。
「理解する」とか「納得する」とかじゃなく、「わかる」「感じる」です。
この人はいい人そうだとか、この人はなんかイヤだとか、言葉を交わす前から感じることがあるじゃないですか?
なんか海に行きたいとか、なんか体動かしたいとか、あるじゃないですか。
体鍛えてモテたいから運動しようとか、長生きするために運動しようとか、そういうことではなく、何の理由もなしに体動かしたくなることがあったりするじゃないですか。
何の理由もなく、ただ単に、そう思う。
そういうようなことです。
そしてこれは、理屈で考えていると見逃しますね、完全に。
だから頭で考えるのは意識的にやめて、感覚にフォーカスしてみる必要があるのです。
これは全然難しいことじゃなく、至って簡単なことです。
いつもいつも、感じていることです。常に感じ続けていることです。今この瞬間も。
ただそれにフォーカスしてないだけで。
「カワイイ♡」とか「キレイ~♪」って理屈じゃないじゃないですか。
勝手に反応するだけで。
それです、それ。
そしてそれって、別に大したものでもないし、なんなら逆にしょーもないくらいの勢いですが、そのしょーもないと思っているものこそが、お宝です。(笑)
反応に任せてキャッキャするのって、おバカかしら、もっと頭使って賢く生きなさいよと思うかもしれませんが、反応任せのキャッキャこそが96%で、頭使って賢くのほうが4%です。
…
というわけでぜひ、96%がどういうことかを調べてみてください。自分自身において。
真の豊かさとは何か。
真に求めているものは何か。
そして真実とは何か。
真実は思ってもみないところにあります。
思った通りのところにあったなら、あなたの人生すでにうまくいっているはずです。
でも、そうではないですね?
だから、思ってもないところを探ってみる必要があります。
それが、理屈ではなく、心であり、感覚です。
お勉強して学ぶことではなく、心で感じ、ハートで反応することです。
お宝ってだいたい、思ってもみないところにあるものです。(笑)
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