帰ろう

人の行動パターンは決まっています。

美しいもの、感動するもの、楽しいもの、安らぐもの。

そういうものに惹かれます。

 

なぜなら人は、そこから来ているからです。

 

帰りたいのです。

自分がそこからが来た場所に。

 

やりたくないことは、やりたくないのです。

イヤなことはイヤなのです。

 

ただただ帰りたいのです、おうちに。

 

普通に考えたら、飯食って仕事して寝てりゃ生きていけます。

でも実際、それでは人は生きていけません。

 

それでは生きているという感じがしません。

それは生きていないのと同じです。

 

敢えて腹の足しにならないことをし、あえて役に立たないものに大金を払う。

 

帰りたいんです、ただただ。

本源に。

あなたがもともと居た場所に。

 

帰ろう。

みんなで帰ろう。

手を取り合って帰りましょう。

 

 

あなたは美であり、喜びであり、安らぎです。

あなたはそこから来ているから、それらに惹かれるのです。

 

美であり、喜びであり、安らぎであることに遠慮はいらないのです。

あなたは自分ちの敷居をまたぐのに遠慮はいらないのです。

 

帰っていいのです。

遠慮なくそこでくつろいでいいのです。

なぜならそこがあなたのおうちだから。

 

ねえ、素晴らしい世界じゃないですか、本当は。

本当のことを言っていいんですよ。

「そのように見える」という、見せかけではなく、本当のことを言っていいのです。

 

本当は何が見えます? あなたの目に。

本当のことを言ってごらんなさいよ。

 

美じゃないですか?

美でしかなくないですか?

見せかけじゃなくて、その奥にある本当のことです。

あなたの目に見えているそれです。

普段は表面に忙殺されていますが、その奥にある美が、あなたにはちゃんと見えています。

そして時々思い出したくなるのです。

故郷が懐かしくなるのです。

 

 

これからはもっと本当のことを出していいのです。

そういう時代が来ます。

もう来ています。

だからもう、出していいのです。

「王様は裸だ!」と、もう言っていいタイミングです。

 

世界は美だと、声を大にして宣言していいのです。

そしてそれを思いっきり表現していいのです。

 

忘れていたこと。

うっかりしていたこと。

それを取り戻す時が来ました。

 

自分が自分であることに、何の遠慮がいりますか。

美である自分が美を表現することに、なんのためらいが必要でしょうか。

 

あなたは今、思い出した。

「あ、そうだった!」と思い出した。

 

帰ろう、そろそろ。

もと居た根源の美に。

 

美であることに遠慮はいらない。

だってそこは、あなたのおうちだから。

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