人は大きなことに目が行きがちですが、そんな大きなことはしなくていい。
有名になるとか、大金を稼ぐとか、「そんなの無理だよ~」と思うことはいい気分でないので、やらなくていい。
それよりも、小さくても幸せな気分になれるほうが、よっぽどよくはないか?
ただ浜辺を散歩するだけで、ただ温かいコーヒーを飲むだけで、ずいぶん幸せな気持ちになれるものだ。
散歩をしながら世の中を憂いたり、コーヒーを飲みながら難しい問題に取り組まなくていい。
ただシンプルに小さな幸せを満喫できたら、それは大きな幸せだ。
…
我々はなぜ、あえて難しいほうに行こうとするのか。
なぜあえてつらい道を選ぶのか。
幸せはシンプルに明け透けに、いつでも我々をウェルカムしているというのに。
なぜそんなに歯を食いしばる必要がある。
なぜそんなにガマンを強いる必要がある。
ただ力を抜いて、人の目ではなく、自分の眼で見渡せば、ただのん気な野原が広がっている。
そう、のん気である。
全ての世の中のペースからスタンと降りれば、あくまでのん気である。
蝶さえひらひら舞っている。
それはそこにある。すでにある。
全ての世の中のペースからスタンと降りさえすれば、それはすでに、そこにある。
「なあんだ、あはは」
それは世の中のどこにもない。
自分の中にだけ、ある。
コメント