ただ自分でいたいだけ

やれと言われたことをやるのは、非常にムダである。

あなたは誰の指図も受けたくないのである。

あなたはあなたとして、あなたらしくいたいのである。

何のために生まれてきたか。

それは自分が自分として、自分らしくいるため。

人の指図を受けるために生まれてきたわけではない。

自分が自分として、自分らしくいること。

これは何よりも美しいこと。

美容液を手に入れるよりも、美顔マッサージよりも、何よりも美しいこと。

あなたはあなたでいていいし、美顔マッサージを受けるよりもまず、そうすべきなのである。

”でも、自分が自分らしくいると、抵抗に遭うんです”

”だからすごすごと引っ込んでいるんです”

それは少し違います。

自然を見て、心に響くものがあるのは、なぜでしょう。

それは「自然」だからです。

ありのまま、そのまま、純粋だからです。

あなただって、ありのままそのまま、純粋に自然でいたら、美しいはず。

思わず人の琴線に触れる何かを発するはず。

つまり本当に自分自身でいれば、人を感動させこそすれ、抵抗に遭うことはありません。

抵抗に遭うとしたら、それは100％相手の落ち度。

何も恐れることはありません。

あなたはあなたでいていいのです。

いえむしろ、いるべきなのです。

それが世界のためですから。

世界をより美しくするために。

子どもの頃は誰もが純粋でしたね。

でもその純粋さを傷つけられる経験をし、別な価値観を植え付けられ、矯正されつつ成長してきた。

「不自然」をつめこまれてしまった。

ピュアな自分はどこにいった？ 消えて無くなったか？

いいえ、消えてなくなるはずがありませんね。

それはあなたが一番よく知っていますね。

今これを読んでいるのは、ピュアな自分が疼くからですね。

今、自然に還ろうとしています。

本当はみんな、自然に還りたいのです。

なぜならそれが自然だから。

あなたは本当は何もしたくないのです。

別に成果なんて出したくないし、語学留学なんてしたくないし、無理にご飯に付き合いたくもないのです。

ただ自分でいたいだけなんです！

ただ自分でいたいだけ。

ただありのままでいたいだけ。

成果もお金も恋人も、何もいりません。

ただただ自然に還りたい。

なつかしいあの場所に。