創造のプロフェッショナル

我々は普段、表層を生きている。

具体的なこと、水面上の目に見える世界。

目に見えて手で掴めて、固くしっかりした世界。

あれがどうした、これがどうした。

学校職場、友人同僚。

考えたこと感じたこと、嬉しかったこと楽しかったこと。

あれ、これ、それ、どれ。

 

しかし、その世界が出来上がる前。

ぼんやりとした、もやもやとした、掴みどころのない世界がそこにあったはず。

水面下の世界。目に見えない世界。

深く沈み、そこに赴く。

まだ未確定の世界。

 

深く沈む。

それは一種の瞑想。

場所は失せ、時間は失せる。

ここでもない、今でもない、どこでもない。

 

そこに行くとあるもの。

何もない。

意味はない、価値もない。

何もない。

 

無意味の意味を知れ。

無価値の価値を知れ。

 

創造の意味を知れ。

 

ガスが冷えて固まって惑星ができるように、もやもやが固まって、具体的な事項となる。

もう出来てしまったものを、どうこうすることはできない。

真のクリエイションは、もやもやの中においてこそ行われる。

もやもやへ赴く。

もやもやの中で、創造は行われる。

 

それは行うものではなく、行われるもの。

創造は行うものではなく、行われるもの。

君は創造を行う人ではなく、創造を享受する人。

自分において行われる創造に驚嘆し、喜び、楽しみ、そして味わい尽くす。

 

アゲイン。

君は創造する人ではなく、創造を享受する人。

君が創造を享受できないのは、君自身がせっせと手足を動かして創造に走るから。

 

つまらんことはおやめなさい。

君が作れるものなど、たかがしれてる。

君個人の力量で、如何程のものが作れるというのか。

 

くだらんことはおやめなさい。

創造は創造のプロフェッショナルにお任せなさい。

自然という創造のプロにお任せなさい。

君はただ享受すればよいのです。

プロの完璧な仕事を。

 

君がくだらん注文を出さなければ、プロは完璧な仕事で応えてくれる。

下手な指示は、仕事をクオリティを損なう。

だまってプロにお任せなさい。

 

「自分のほうが仕事ができる」とか「自分の好みは自分にしかわからん」などと思い上がらないように。

君の好みなど、たかが知れてる。

要求を遥かに上回る結果を出すのが、真のプロフェッショナル。

信頼すればするほど、結果を出す。

任せれば任せるほど、期待以上の成果を出す。

 

プロを見くびってはいけない。

「自分はそれ以上の結果を出すことができる」などと思い上がってはいけない。

謙虚に、虚心坦懐に、プロフェッショナルとの関係を築いてください。

 

創造のプロフェッショナルを生かそう。

彼と素晴らしい関係を築き、そして人生の黄金時代を現出させてください。

コメント

  1. ユウ より:

    おほほほ( ^∀^)( ^∀^)( ^∀^)( ^∀^)
    たまらない☀( ^∀^)(*`Д´)ノ!!!(((((((・・;)( ^∀^)(* ̄∇ ̄)ノ☺

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