人は何かのために、何かをします。
健康になるために運動をしたり、生活のために仕事をしたり。
それはつまり「何かのため」がなかったらそれはしない、ということです。
じゃあです。
なんにも気にしなくてよかったら、何をしますか?
健康のことも生活のことも、なんにも気にしなくてよかったら、何をしますか?
それこそが実際、最もやるべきことです。
最も後回しにしているかもしれないそれこそが、最も最優先事項です。
「それをやって何になる」という思いがあるかもしれませんが、それはやってみないとわからないことです。
それをやって何になるかは、実際にやってみないとわかりません。
そしてそれは実際、何かになるのです。
想像だにしていなかった、何かがもたらされます。
それは外側からやってくるのではなく、内側からやってきます。
感覚に耳を澄ませてください。
何がやってくるのだろうと外側をキョロキョロするのではなく、内側に耳を澄ませてください。
それは「感覚」としてやってきます。
喜び、開放感、充足。
よくよく内側に耳を澄まし、それらを味わってください。
あなたを変えるのは、それらです。
トレーニングや訓練や思考法といった、外から取り入れた何かではなく、内側から湧き起こる「感覚」があなたを変えます。
文字通りあなたは別人になるでしょう。
別人になったあなたは、別な人生を生きていることでしょう。
何があなたを変えたのかというと、やりたかったことをやった、ということです。
やりたかったことをやるとは、本来の自分に戻る、ということです。
やりたかったことをやってみると、喜び、開放感、充足といった感覚が沁み渡ります。
喜び、開放感、充足という感覚を身に纏ったならば、さらにそれらの感覚を引き付けながら、どんどん成長していきます。
気がつくと全くの別人がそこにいます。
いえ、正確にはそれは、もともとの自分です。
違うことをしていた今までが別人で、本当にやりたいことをやれている今が、本来の自分です。
キッカケはやりたいことをやった、ということです。そしてその時に感じた感覚を噛み締めた。
これだけです。そしてこれの繰り返しです。
毎日のルーティンから、ひとつふたつ外れてみましょう。些細なことでいいのです。
数百円プラスして本当は食べたかったメニューを食べてみるとか、やってみたかった習い事をやってみるとか。
単純に「やってみたい」というシンプルな願いを叶えることが、大きな結論に繋がっています。
そして大事なのは、その時に湧き上がる感覚を噛み締めるということです。
何か新しいことを始める時には、恐いとか億劫という感覚も付きまとうかもしれませんが、私たちが感じたいのは、喜びのほうです。
恐さがあまりにも大きいことを無理にやる必要はありません。「喜びが実感できる」ということを大事にしていきましょう。
喜びを噛み締めている自分、というのが標準になってくれば、喜ばしい状況が標準、ということになってきます。
そして、喜ばしい状況がまた喜びを噛み締めている自分を生み出します。
まさしく正のスパイラルで、「ああこれか」というレールに乗った感覚が得られるのではないでしょうか。
コメント
とても参考になりました。ありがとうございますm(_ _)m
何をしてもこのまま自分は変わらないのではという思考が止まらず
止めどない焦燥感を日々感じておりました。
本日なぜかこちらのブログに出会いました。
まだ2記事しか読めておりませんが、
とても心に響く内容で、なんだか少し救われました。
思わずコメントしてしまいました。
書いてくださり、有難うございます。
これからいろいろ読ませていただきたいと思います。
ご訪問ありがとうございます。
私もあなたと全く一緒で、一体この世の中何がどうなっているんだという疑問だらけで、そこを把握したくてブログを書いていたというような感じです。
意外とみんな似たような事考えてるし、とはいえ自分じゃ気づかないような視点があったりもするので、楽しんで読んで頂けたら幸いです。