真実とは何か

真実とは何か

全体を見る姿勢

ものごとを理解するために必要なのは、「全体像を見る」ということです。例えば絵画を見るとき、本来は雄大な風景の絵だったとしても、そのごく一部しか見ていないと、「これは葉っぱの絵だ」ということになります。景色の中のごく一部を構成する木の、そのま...
真実とは何か

「改善」によっては手に入らないもの

「改善」しようとすること。それがそもそもの間違いです。改善しようとするのは、それが「改善」できるものという思い込みがあるからです。でも実際は、改善も改悪もされません。そんなことはできません。世界はあるがまま、あるようにあるだけです。それが真...
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いい時、悪い時に共通する「時」とは

人間、生きていれば「いい時」もあれば「悪い時」もあります。「いい時」「悪い時」から「いい、悪い」を抜くと、「時」だけが残ります。つまり、「時」だけは、いついかなる時も共通しています。いい、悪い、普通。いろんな状態を呈しはしますが、「時」だけ...
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世界はわからないもの

世界はわからないものです。それは事実ですね。素直に、正直に世界を見れば、それはすぐにわかります。何一つわかることなどない、ということがわかりますか?いま目の前にある、コーヒーカップ。だれそれに貰ったもの、何色、どこ製、値段はどれくらい。それ...
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面白い・面白くないを超えたもの

人は、「面白い・面白くない」で物事を判断します。あるいは、「心地いい・心地よくない」とか「楽しい・つらい」とか。そう、ものごとを「判断」します。そして、好ましいほうを選択し、そうでないほうを切り捨てます。判断せずにはおれないのです。ほとんど...
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「見る」と「わかる」の違い

「見る」ことと「わかる」ことは違います。当たり前ですが。「見る」は文字通り、「見る」です。(ちなみにこのブログで言う「見る」は、視覚に限らず知覚全般のことを言っています)見たまま、聞いたまま、感じたまま、そのままです。ある看板を見たなら、そ...
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求めることではなく「選択」

人は常に何かを欲していますね。心の安らぎや平安、真の幸福や真実なるもの。そういったものも「求められ」ています。しかし、それらは求めることによっては、手に入りません。それらは、「求めることをやめること」によって、手に入ります。求めることをやめ...
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そこに居よう

自分の経験の中に、嫌なものが現れますね。苦しみであったり、怒り、不安、恐怖。あるいは欲であったり執着であったり。そして、そういったものをどうこうしたいという欲求も起こります。思い通りにしたい、コントロールしたいと。そして実際、どうこうしよう...
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真実を選択し、そして馴れる

「知る」ことによっては、物事は解決しません。知ること、考えること、解釈を得ること。そういうことによっては、物事は解決しません。そもそも物事は解決しないのです。解決したと思うのは、未解決という全体の中において、解決したという事象が発生しただけ...
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人生のストーリーを逸脱する

一般的に言って、人生とはすなわち、人生の「ストーリー」ですね。いついつ、何々があって、どこでどうして、どう思った。どこそこに入学して、誰を好きになり、部活でどんなことがあり、卒業して、就職して、仕事で成功したり失敗したり、恋愛で舞い上がった...