人生の諸問題を解決することは、信じられないくらい簡単です。
あまりにも簡単すぎて、とても信じられません。
とても信じられないので、誰もそれをやりません。
誰もそれをやらないから、人はいつまでも苦しんだままです。
すごく面白い仕組みですね。(笑)
つまり人は、自らの思い込みから抜け出すことが、なかなか難しいということです。
人は大抵、思い込みの中で生きています。
「そんなことあるはずない」と、自らを狭い檻に閉じ込めています。
思い込みによって、自らを縛り、痛めつけ、自ら苦しんでいます。
思い込みさえなければ、何の苦しいこともありません。
思い込みから抜け出すにはどうしたらいいか。
それは、事実を見ることです。
思い込みで判断するのではなく、事実を見ることです。
あの人はああであるに違いない、こうであるに違いない。
これはこういうことであるに違いない。
放っておいたら物事は悪くなるに違いない。
なんで私だけが損な目に遭うのか。
これらは全て予断であり、でっち上げであり、事実に反します。
事実は、今そうである状態が、そうである状態として、あるだけです。
それだけが事実です。
過去はないし、未来もありません。
損はないし、得もありません。
良いもないし、悪いもありません。
事実とはそういった「解釈」ではありません。
事実は、今そうである状態が、そうである状態として、ある。
それだけです。
あまりにも簡単すぎて、意味が分からないくらいです。(笑)
でも、普通に考えたら、それだけが事実であり、それ以上でも以下でもありません。
真実も解答も解決も、真理も悟りも究極も、たったそれだけのことです。
逆に、たったそれだけのことによくもまあそこまで脚色を加えることができますねと、そっちのほうが驚愕です。
よくもまあ、そこまで複雑な云々かんぬんをこしらえましたなぁと、感心しきりです。
シンプルです。
究極にシンプルです。
生きてるなら生きてる。
死んだなら死んだ。
楽しいなら楽しい。
悲しいなら悲しい。
ただそれだけです。
それ以上でも以下でもありません。
以上、ザッツオールです。
意味がわからないなら意味がわからないだし、これはすごいならこれはすごいだし、うーむなるほどならうーむなるほど、です。
全てはただ単にそれであり、それ以上でも以下でも、それ以外でもありません。
「それ」は「それ」。
逆にそれ以外がありますか?
それ以外の真理がありますか?
あったとしたなら、それはそれだし、なかったとしたら、それもまたそれです。
どこまでいっても、それはそれ。
さあ、これは究極の真理です。
事実を見れば誰でもわかる、究極の真理です。
簡単すぎて「はぁ?」ってなります。
それくらい簡単です。
あまりにも簡単すぎて、とても信じられません。
とても信じられないので、きっとみんなスルーするでしょう。
みんなスルーするので、きっとみんないつまでも苦しいままです。
すごく面白い仕組みですね。(笑)
コメント