自分が本当は何者であるかを知ることが全て

自分が本当は何者であるかを知ってください。

あなたは、どこの町に住んでどんな仕事をしているどんな人というような存在ではありません。

それは後から作られたものであって、もともとのものではありません。

後から作られたものに覆われて、本来のものが見えなくなっています。

あなたはもともと何であるかを知ってください。

 

今、このことを聞いて、あなたは「確かにそうだ」と思う気持ちが動いたことでしょう。

それは、あなたがもともとこのことを知っているからです。

あなたはこのことを知っているから、「はっ!」と思い当たるフシがあったのです。

本来の自分が確かにあるということを、知っているのです。

 

じゃあどうやってそのことに気づきましょうか?

 

内に目を向けてみてください。

そして自分がもともと何であるかを探ってみてください。

いつも目が外を向いているから、わかりませんでした。

 

仕事のこと、家族のこと、将来のこと、過去のこと。

外には目を引く要素が沢山あって、内に目を向けることを難しくしています。

だからみなさん、簡単に自分を見失います。

 

自分を見失うから不安になります。

何かにすがりつきたくなります、頼りたくなります。

そしてそれを目に見える現実の中に求めます。

 

しかし、他人はあなたを安心させてくれません。

他人はあなたを安心させるために生きているわけではないのです。

あなたを真に安心させるのは、あなた自身でしかありません。

真の解決を求めるならば、外に目を向けるのではなく、内に目を向けるしかないのです。

 

内に目を向けるということは、結構意志の力が必要です。

でも本当の自分は内にしか居ません。

本当の自分を生きたいと思ったら、それはやるしかないことです。

内に目を向け変え、丹念に探っていくしかないのです。

そうすれば徐々にそれは、あらわになります。

 

あなたは何も期待する必要はないし、何かを成し遂げる必要もありません。

あなたに必要なのは、自分自身が何であるかを知ること。

これだけです。

 

自分自身が何かを知れば、あとはその本当の自分が勝手に動き出します。

あなたは消えます。

今までのあなたは消えます。

どこの町のどんな仕事をしているどんな人というあなたは消えます。

 

人生が一変します。

180°、ガラリと変わります。

それは、そうなることを期待したからではなく、ただ本来の有様に戻っただけです。

 

目に見える変化は無いかもしれません。

お金が沢山入ってきたとか、やりがいのある仕事が見つかったとか、そういうことは無いかもしれません。(もちろん、あるかもしれません)

しかし、そんなことはどうでもいいのです。

あなたはあなたに戻ったのです。

これ以上のことはないのです。

 

あなたがあなたである。

あなたがあなた以外の何かではなく、「あなた=あなた」である。

これ以上の美しい公式は、宇宙には存在しません。

 

あなたが何を持っているかとか、どういう人だとか、そういうこととは次元が違うのです。

そんなところを見ているから、本当の自分がわからないのです。

 

目に見えることは全部どうでもいいことです。

目に見えることに惑わされることなく、あなたは真の自分を発見してください。

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