「自分は一体何者になるのか」を、みなさんも知りたいと思います。
自分は自分以外にはなれません。
自分は自分でしかないのです。
自分は自分になるしかありません。
ではその「自分」とは何か。
それが知りたい。
それは自分だけが知れます。
あなたが知らなかったら、あなたという自分は、永遠に闇の中です。
自分という秘境を探検するのは、あなたしかいません。
…
やるべきことは、何かになろうとすることではなく、自分を掘り下げることです。
人は医者になろうとしたり、アーティストになろうとしたり、会社員になろうとしますが、それより大事なのは、自分自身になることです。
外に向かっていくのではなく、内に向かっていくのです。
それはどういうことかというと、自分を解放するのです。
自分が出てくることを、許すのです。
許可許可許可。
自分を許すのです。
どんどん自分の本音が飛び出してきます。
それを大事にするのです。
何が好きかということを大事にします。
何をしたいかということを大事にします。
出来る範囲で最大限、自分らしさを許します。
人は自分に対して、謎に制限を設けています。
あれをしちゃだめ、これをしちゃだめ、そんなこと思っちゃいけない。
謎の縛りを、ゆっくり溶かしていきましょう。
好きなことを好きなだけ、自分に許可した時、当たり前ですけど、喜びと感謝が湧き起こります。
「あ、やってよかったんだ」って、本当に些細なことにも喜びが湧き起こります。
その「喜び」が、あなたの正体です。
それがいわゆる、本当の自分です。
愛と喜びがあなたの正体って、そういうことです。
自分なるものは肉体や思考という物体や形ではなく、愛や喜びの波動、というのは、そういうことです。
肉体や思考は、三次元世界に存在するためのツールに過ぎません。
自分の正体を正確に掴んでください。
…
その波動、その気持ち、その愛や喜びは、どこからやってくるのでしょう。
それは「作った」わけではありませんね。
ごはんを作るみたいに、工作を作るみたいに、作ったものではありません。
それは「湧いてきた」という表現がふさわしくありませんか?
もっと言えば、「自分の中にもともといた」と。
「ああ、これ!」っていう、懐かしさに似た気持ちすらこみ上げます。
その気持ち、どう? 好きでしょ?
むしろ大好きでしょ?
つまり、自分のこと大好きでしょ?(笑)
人は絶対、自分のことが大好きなのです。
人が自分のことをキライって言うとき、それは自分自身が発揮されていないこの状況がキライと言っているだけです。
人はゼッタイ、自分のことが好きなのです。
本当の自分を知った時、それでもまだ何者かになりたいと思いますか?
その愛と喜びを知った上でまだ、自分じゃない何者かになろうとしますか?
そんなことはありませんね。
「自分サイコー!!」と叫びだしたい気分です。
自分以外に考えられません。
自分だけが、本当になりたいものでした。
…
さあ、還りましょう、遠慮なく、自分へ。
本当に何の遠慮もいりません。だって自分だから。それが自分だから。
その愛と歓喜が、自分だから。
その「サイコー!!」があなたなのですよ。本当にそうなのですよ。
これ以上の嬉しい発見はありません。
なりたいものが見つかりました。
ようやく、見つかりました。
これ以外にないという確信と共に。
もう進めますね、脇目も振らずに。
「自分は一体何者になるのか」
それは自分以外にあり得ません。
どう考えても。
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