生まれ変わるということは、今の自分を捨てるということです。
今の自分を捨てることによって、次の新たな自分に変わることができます。
変わりたいと言いながら今の自分を大切に守っているならば、それは変わらないということです。
今まですっとそれで生きてきた、今までの自分。
それに対する愛惜は、もちろんあるでしょう。
でもその愛惜が、新しい自分に変わることへのブレーキとなります。
その居心地のよさから抜け出さなければ、真の変化は訪れません。
まず必要なのは、その愛惜を自覚することです。
変化を拒んでいる、変化を恐れている、今までの自分にしがみついている。
そのことを自覚することです。
その上で決断することです。
自分はどうするのか、どうしたいのか。
そのままの自分でいるのか、それとも変わるのか。
変わることは一種の恐ろしさを伴います。
いってみれば今までの自分の死ですから。
一種のダイブです。
その先がどうなるかもわからない霞の向こうに、命綱も無しに飛び込むのです。
怖くて当たり前です。
覚悟がいります。
でも、そんなに大きなことから始めなくてもいいのです。
今すぐにできる小さなことから始めればいいのです。
大切なのは気づくこと。
自分の内なる声に気づくこと。
自分がなんて言ってるかに、常に耳を傾けること。
そして、できることを着実に実行に移すこと。
具体的な行動だけが、変化を生みます。
どんな小さなことでも具体的に行動し、それを積み重ねていきましょう。
変わりたいという願望を持ったならば、次に必要なのは具体的なアクションです。
実際に今までの選択とは違う選択をし、そして実際に変わるのです。
今までの自分を捨て、新しい自分を選択する。
小さなことでいいんです。
具体的にアクションしましょう。
…
ここで注意が必要なのは、アクション自体が目的にならないようにすることです。
「何か今までと違ったことをする」という、それ自体が目的なのではありません。
真の目的は、本当の自分を生きるということです。
一番大事なのは、本当の自分の声です。
本当の自分の声を無視してただ単にアクションを起こしても、それは意味がありません。
真の目的は、本当の自分の声を聞いてあげること、そして、それを叶えた時に湧き起こる喜びを実感することです。
ただアクションを起こすためだけにアクションして、それで嫌な気分を味わっていたら、全然意味がありません。
というかそれはもう逆方向に進んでいます。
いい気分を味わうためにアクションを起こすのですから。
いつも、いつでも、真の自分に着目しましょう。
そして、その真の自分を発揮するように、行動しましょう。
我々は真の自分のために生きています。
真の自分が発揮されたとき、「ああ、なんて素晴らしいんだ人生は!」と、我々が本当に味わいたかった気分が湧き起こってきます。
それはお金なんかより、地位や名誉なんかよりももっともっともっと、真に我々が欲しかったものです。
あなたはそれを手にすることができます。
誰でもそれを手にすることができます。
そこに関して差別やえこひいきは一切ありません。
ただやるかやらないか、それだけです。
だから、
ぶつぶつ文句をいってないで、あーだこーだと難しく考えないで、ただ単にやりましょう。
いつでもどこでもだれにでも、門は開かれています。
ただ単に、それを選択しましょう。
あなたの中の本当の声を聞けば、それは一目瞭然です。
普段は周りの声にかき消されて聞こえなくなってるかもしれないけど、その声はいつでもどこでも、何のブレもなく、ストレートに正解を発し続けています。
その声があなたの核心です。
その声を聞いたならば、あなたはその存在に感謝せずにはいられません。
理屈もへったくれもありません。
ただ単に素晴らしいのです。
あの気分。
あの最高の気分を、あなたも味わってください。
そのための指針が、いつでもあなたの中から発信されています。
誰にでもできます。簡単にできます。
ただ単にそれを、選択しましょう。
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