人生はシンプルに言って、気持ちいいかよくないか、それだけです。
単純に気持ちよさを目指せばいいのです。
何だかんだ言い訳をしたり理屈をこねたりして、気持ちよさから遠ざかる動きを見せるのは、実に怪しむべき言動です。
気持ちいいほうがいいに決まっているわけですから、シンプルに気持ちよさを目指せばいいわけです。
ぐだぐだ言わずに、ただそれだけをやってごらんなさい、徹底的に。
徹底的にやるのです。中途半端はいけません。
座っている時の姿勢から、歩き方まで。
一緒に居る人の選択から、着ている服の選択まで。
徹底的に、1ミリの妥協もなく。
お金がないとか時間がないとか、そんな言い訳はいらんのです。
ただやればいいのです。
そして、そのことがあなたをどこへ連れて行くか、楽しみに見守ってごらんなさい。
「それは快楽主義になれということですか?」
用語などはどうでもいい。
主義も哲学もどうでもいい。
あんたはどうしたいのよ。
気持ちいいのと気持ち悪いの、どっちがいいのよ。
気持ち悪いのが好きなら、もちろんそっちを選択すればいい。
あなたが好きなほうを選べばいい。
あなたは好きでもないほうを選んでませんか?
本当は気持ちいいほうがいいのに、よくわからない妥協や屁理屈で、気持ち悪いほうを選んでいませんか?
逆に気持ちいいほうを選ぶとき、弁解がましく言い訳やら裏付けやらをくっつけて、せっかくの気持ちよさを半減させてしまっていませんか?
シンプルに見ようよ、シンプルに。
「それが好きだから、好きなほうを選んだ」
それでいいじゃないですか。
それ以上の理由が必要ですか?
おいしい、楽しい、嬉しい、気持ちいい。
何なりと好きなものを存分に選んでください。
世の中にはおいしいもの、楽しいもの、嬉しいもの、気持ちいいものが、沢山たくさん溢れている。
好きな物を好きなだけ手に入れてください。
そして、それらを存分に、120%満喫してください。
何の遠慮もいりません。
「なんて素晴らしい世界なんだ…」と、心の底から堪能してください。
だってそれをやらない理由なんてないじゃないですか。
満足すればするほど、さらに満足する状況は生まれ、もっともっと満足します。
楽しくて嬉しくて、最高はさらなる最高によって塗り替えられ、いつまでもどこまでも伸びやかに伸び続けます。
それでいいじゃありませんか。
それでダメな理由なんて何ひとつないんだから。
やるかやらないかだけですよ。
…
もちろん知っていますよ。
「は?意味不明」
「何バカなことを言ってんの」
と言っている人がいるのは。
できない理由を100も200も挙げて、その位置から一歩も動こうとしない人がいることも。
私はその選択を尊重します。
自ら進んで苦しみを選択するそのドMっぷりに感心いたします。
でも、首をひねらざるを得ないのは、好きでそのMをやっているわけではない、という点です。
好きでそのドMを喜んでやっているならわかるのですが、そうじゃないのです。
本当は楽しいほうがいいのに、それを選択することができないと、謎に思い込んでいるのです。
そして、鬱々としながら、好きでもないほうを選択し続けているのです。
誰もそれを止めちゃいませんよ!
止めているのはあなたの思い込みだけですよ!
「思い込みなんかじゃない、事実そうなんだ」というのも、思い込みです。(笑)
それは思い込みが外れた時にわかります。
「なんでこんな考えに縛られていたんだろう、今となっては謎」って。
とにかく、その考えは思い込みであると、まずは疑ってみてください。
何の疑いもなく、空気のように信じているそれを、まずは疑ってみてください。
「うっ」と何か気持ち悪い思いが出た時に、果たしてそれは本当にそうでなきゃいけないのか、と、疑うことを始めてください。
縛りなんてなんにもないのが、本来の世界です、当たり前だけど。
宇宙には「こうなったらこうなる」という法則はあるけど、縛りはありません。
それはあなたの頭の中だけにあるものです。
気持ちいいが好きなら、単純にそれを選択する。
ただそれだけです。
…
「じゃあ人を傷つけても、自分さえ気持ちよければいいのか」
あなたが心の底からそれを望むなら、そうしてください。
なんのルールも無いんですよ、ルールはあなたが勝手に作っているだけです。
ただ確信をもって申し上げますが、本当の心にしたがった時、人を傷つけたいなんて発想はあり得ません。
全く逆です。
人を生かしたい、愛したいと思うはずです。
なぜならそっちのほうが気持ちいいから。
人を傷つけて気持ちいいと感じるのは、エゴのレベルの話です。
本心のレベルでそれはあり得ません。
まあそんなにビビらないでください。
もっと自分を信頼してみてください。
足りないのは自分への信頼です。
自分を信頼できれば、世界を信頼できます。人を信頼できます。
あなたはあなたが思ってるようなあなたじゃないし、あなたが思ってるような世界じゃありません。
あなたはあなた自身を、そして世界を、改めて選択してください。あなたが望むように。
喜びと愛を選択したならば、それは必ずそのようになります。
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