今自分が経験している現実は、自分が生み出したものだと認めてしましましょう。
どんな現実であっても、それは自分が生み出したと、認めてしまいましょう。
「なんで自分がこんな目にあわなきゃいけないんだ」などと、誰かや何かのせいにしていたら、現実はいつまでたっても変わりませんから。
責任は100%自分であると認めた時に、初めて自分の手で現実を作ることができます。
他人のせいにしていると、いつまでたっても自分の手で現実を作ることができません。
「おれは何も悪くないもん、あいつが全部悪いんだもん」
そう言いたくなる気持ちもわかりますし、もちろん、そう言っててもいいでしょう。
でも、それで困るのはあなた自身です。
いつまでも責任逃れをしているということは、いつまでも自分の人生を他人に委ねているということです。
どこかで責任を引き受けなければ、現実は変わりません。
真の自分を生きることはできません。
…
自分で責任を取るとは、どういうことでしょうか。
例えば何かイヤなことが起こっても、それは他人のせいではなく、自分のせいであると認めることです。
「は?そんなの絶対相手が悪いに決まってんじゃん。どう考えたって100%相手が悪いっしょ」としか思えない場面であってもです。
できます? そんなこと。
通常の感覚でいったら、かなり難しいことです。
というか、ハッキリ言って無理でしょう。
これをやるためには、「なぜそうしたほうがいいのか」を心底理解していなければ無理です。
理解無しには、この行動は無理です。
普通の感覚なら、どう考えたって無理です。
無理だからこそみなさんの現実は、いつまでたっても変わっていないわけです。
…
じゃあその理解とは何でしょうか。
なんでそうするのが良いのでしょうか。
それは「自分の人生を自分でコントロールできるようになる」からです。
責任は他人にある、としてしまったら、その人生は他人の支配下になります。
責任を100%自分に認めることによって、100%自分の人生を、自分の支配下に置くことができます。
何が起こっても人のせいにはせず、それを引き起こしたのは自分であると認めるのです。
反射的に人のせいにしても、そこでグッと気づいて立ち止まり、一回深呼吸をして「ああ、自分の思考がこれを生んだんだな」と認めます。
そして「じゃあもうこれを生まないためにはどうすればいいかな」と考え、方向転換しましょう。
望まない現実を生んでいる自分を認め、その状況を俯瞰し、そして望む方向へと舵を切ります。
自分に起こっている現実に対して、自分が責任を引き受けるのです。
自分がその現実の責任者になるのです。
そして、責任者らしく現実を仕切るのです。
あなたの望む現実を、あなた自身が作るのです。
たとえ望まない現実であっても、自分が作ったと認めます。
そのことによってあなたは、現実を作るパワーを回復します。
自分が作っているんだという自覚が生まれます。
その現実を作る力によって、今度は望む現実を作ります。
まず、現実を作る力を、あなたの手に取り戻します。
その後にその力で、望む現実を作るのです。
…
認めれば力が生まれます。
自分が現実を創造しているのだと認めれば、力が生まれます。
力が感じられないのだとしたら、それはあなたがまだ100%認めきっていないからです。
その現実、あなたが今生きている現実。
それはあなたが生んだものです。
「そうかぁ、これがオレが作った現実かぁ」
どんなにささやかでも、どんなに惨めでも、それはあなたが作ったのです。間違いなく。
試しに100%認めてごらんなさい。
どうですか?
力が回復してきませんか?
「ああ、オレがこの現場を仕切ってるんだな」と、力がみなぎってきませんか?
責任を引き受けると、ワクワクしてくるのです。
なんでも自分の思い通りにやっていいんだというワクワク。
力が湧いてきます。
そこはあなたの現場ですから、あなたが采配をふるうのです。
今までいかに力を発揮してこなかったかが、ハッキリしませんか?
「ああ、なんとまあ人任せにやってきたことか」と。
なおかつ人任せにしておきながら、思い通りにいかないと文句を言います。
そのタチの悪さが自覚できますでしょうか。(笑)
もう人に任せるよりも、自分でやっちゃったほうが早いです。
そして楽しいです。
現実をクリエイションすることは、とても楽しいです。
さっさと責任を取りましょう。
そしてその立場を楽しみましょう。
あなたの現場においてあなたは自由に振舞えます。
だってあなたが現場監督だから。
あなたがあなた自身を発揮することが、真の創造であり、真のパワーです。
「責任を取る」っていうと、みんなそれを恐れたり避けたりしますが、実はその先にこそ果実があるのです。
世の中の社長さんや偉い人は、ちゃんと責任を引き受けているから、あれだけのお金やらパワーをもっているのです。
あなたの場合は、従業員や部下に責任を持つ必要はありません。
「あなた自身」にだけ、責任を持てばいいのです。
それが本当に、あなた自身の世界を作るということです。
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