何をやってもうまくいかない人が、何をやってもうまくいく人に変わる方法

何をやってもうまくいかない人が、何をやってもうまくいく人に変わるためには、どうすればいいでしょう。

これはとてもシンプルな話ですが、方法はひとつしかありません。

それは、「正しい方向を見極めること」と、その方向に「実際に進むこと」です。

うまくいっていない人の現状

物事は、いったんある方向に進むと、慣性の法則によって、そっちに進み続けるという性質を持ちます。

企業や行政の不祥事なんかも、いったんそっちの方向に進み始めると、それがマズいとわかっていてもやめられなくなるのです。

露呈した時にはヒドい有様で、「一体なんでこんなになるまで放置してたの!?」と一般人は驚きますが、当事者にとってはもはや当たり前なのです。

慣性の法則が働いているから。

そっちに進むのが「当たり前」になっちゃってるから。

 

最初は小さなきっかけだったかもしれません。

しかし、いったんある方向に進み始めると、どんどん慣性の法則によって、惰性で進み始めます。

もはやそっちに進んでいるという意識すらないままに。

 

「何をやってもうまくいかない」人は、もはや自分がそっちに進んでいるという意識すらないままに、そっちに進んでいます。

「何もしていない」イコール「うまくいかない方向に進んでいる」です。

惰性の力で動いているので。

まずはその、うまくいっていない現状を把握しましょう。

 

みなさんも多分、自分からマズいことをしている自覚はないと思います。

しかし同時に、慣性の流れに従って、勝手にマズい流れにのっかっちゃっている自覚も、ないと思います。

その無自覚を自覚することが、まずはスタートです。

全てがうまくいく正しい方向を見極める

ということで、まずやるべきは「正しい方向を見極める」です。

今、間違った方向に進んでいることを知り、正しい方向がどちらかをハッキリと認識することです。

 

では、正しい方向とはどちらでしょう。

それは、「自分の本心がOKと言う方向」です。

 

本心じゃないことをするのが間違った方向で、本心をするのが、正しい方向です。

本心は最終地点なので、ウソも間違いもありません。

素晴らしい世界は「本心」が作る

それを覆い隠して、ウソやごまかしをするのが、間違った方向です。

 

本心には根拠がありません。

ただ単に正しいのです。

しかし人は、根拠のないことをなかなか信じることができません。

だから簡単に、世の慣習や親の言うことに従ってしまいます。

それがウソやごまかしの始まりです。

そして、その生き方にすっかり慣れてしまっているので、そっち方向に慣性の力が働いています。

ほっとくと、いつまで経っても間違った方向に進み続けます。

 

それをやめたいと思った時、まず知るべきは、「じゃあどっちの方向に進むか」ということです。

間違った方向を正そうとして、別な間違った方向に進んでしまっては、全く意味がありません。

まずはキチンと正しい方向を知ることが大切です。

 

でも、本心を正確に見極めるのは、間違いに慣れた身ではなかなか難しいでしょう。

ですからここは練習です。

一回一回立ち止まって、いちいち本心の声を聞くのです。

 

惰性の力を断ち切るのは、相当なエネルギーが必要です。

惰性で進んでいる勢いをまず止め、それから別な方向に動かさなければいけませんから。

相当なエネルギーです。

 

そのエネルギーとはまず、常に注意を払う「注意力」です。

一回一回立ち止まって、いちいち本心の声に耳を傾ける注意力です。

正しい方向に実際に進む

正しい方向を見極めたなら、次は実際にそっちの方向に「進む」ことが必要です。

正しい方向がわかっただけでそっちに進まなければ、全く意味がありません。

実際にそっちに進むことによってはじめて、実際に変化が起きます。

あなたが捉えた本心を、実際に行動に移すのです。

 

着ている服を変えたいと思ったら、実際に変えます。

部屋を片づけたいと思ったら、実際に片づけます。

モノの扱い方を変えたいと思ったら、実際に変えます。

言葉づかいを変えたいと思ったら、実際に変えます。

 

大げさなことじゃなくていいのです。

転職だとか結婚だとか、人生を左右するような大げさなことじゃなく、実際にできる小さなことから始めましょう。

「何をやるか」よりも「実際にやる」ということが大事です。

あなたの本心が告げるその声に、実際に従ってみましょう。

 

その時必要なのは、「実行力」です。

とにかくやってみる。

実際に「やる」からこそ、変化が起こります。

それを継続する

そして最後に大事なのは、それをやめてしまわないこと。

それをやりつづけることです。

それによって今度は、そっちの方向に慣性の力が働きます。

ほっといてもそっちの方向に進むようになるのです。

 

一度や二度で、慣性の力は働きません。

毎日毎日、繰り返し行う必要があります。

 

それをやり続けるための「継続力」。

最後は、これが大事になってきます。

 

ここに至って、何も考えずに勝手にうまくいく人生が完成します。

ここにおいて、何をやってもうまくいく人になります。

うまくいかない人からうまくいく人への転換

この3ステップ、

  1. 正しい方向を見極める
  2. そっちの方向に実際に進む
  3. それを継続する

によって、うまくいかない人からうまくいく人への転換が完成します。

 

このステップに必要な力は、

  1. 注意力
  2. 実行力
  3. 継続力

です。

注意深く常に本心を見極め、それをちゃんと実行に移し、継続する。

 

これは、はじめは大変かもしれません。

今働いている惰性の動きを止め、逆の方向に向け変えるだけのエネルギーが必要だからです。

 

しかし、いったん新しい方向に勢いがついてしまえば、あとは楽です。

今度はそっちに慣性の力が働くからです。

 

はじめの大変さにくじけることなく、いかにそこをクリアするかが、成否のガキになるでしょう。

まとめ

さて、うまくいかない人からうまくいく人への転換。

言われてみればとても簡単な仕組みで、誰にでも出来そうな気はします。

しかし簡単にできるなら、世の中全員ハッピーなはずです。

 

この転換を阻む要素は2つ。

そもそも仕組みを知らないか、わかっていても出来ないか。

このどちらかです。

仕組みは今、わかりました。

あとは実行です。

 

「大変だなぁ」と思いますか?

それは実際にやっていないから、そう思うのかもしれませんよ?

「案ずるより産むが易し」と言いますが、実際にやってみると意外と簡単でスムーズかもしれません。

何に取り組むにしても、「大変だなぁ」という気分でやるよりも、楽しんでやるほうがうまくいくものです。

 

実際、本当に正しい方向が見える瞬間とは、「あっ!」って光が射すような瞬間です。

全細胞が肯定するような沸き立つ瞬間であり、間違いのない確信がみなぎります。

むしろやりたくなります。(笑)

「確信」というドライブ力が働きます。

 

実際にやってみると転換の過程は、嬉しく楽しくハッピーなものになるでしょう。

なぜならそれは、嬉しく楽しくハッピーに向かっていく過程だから。

 

難しいことは考えずに、気軽に始めましょう。

始めてしまえばもう、あなたは何をやってもうまくいく人です。

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