人生の秘密を知りたいと思っていますね。
なんでうまくいく人といかない人がいるのか。
そしてどうすればうまくいくのか。
そもそも「うまくいく」とは何でしょうか。
それは、満足していることですね。
決して「成功」ではありません。
成功することと満足は、違います。
成功しても不幸な人は沢山いますし、成功しなくても満足な人も沢山います。
というか、そもそも成功したいですか?
成功ってつまり、成功によって満足したいから成功したいのではないですか?
成功のためにいろいろ面倒くさい手続きを踏んだり、不断の努力とかって、本当にやりたいですか?
なんか結局人間って、ただ単に満足したいだけですよね。
そうじゃないですか?
…
さて、どうやったらうまくいくのか。
うまくいっているのです、今すでに。
本当です。(笑)
信じられないかもしれませんが、本当です。
そもそも、何をもって「うまくいっている、いっていない」の判断をしていますか?
「うまくいっている気がしない」から、うまくいっていないと思うわけでしょう?
「気」でしょう?
「なんかぜんぜんうまくいっている気がしない」「だって昨日も誰それにこう言われたし、今日も何々があったし」と。
うまくいっていない「気」と、それを補強する物的証拠の数々。
「気」なんですよ、すなわち。
「気」によって、うまくいっている、いっていないが決められている!
この驚愕の事実、あらためてどうでしょう。
そうです、「気」が全てを制すのです。
「気合」とか「気迫」とかいう、アレです。
気について今まで気にもしていなかったかもしれませんが、気に気づいたならば、勝機は近いです。
気を制するものが、全てを制するのです。
…
うまくいく人は、うまくいく気を発しています。
うまくいかない人は、うまくいかない気を発しています。
それはある程度、見ればわかりますね。
気が満ちていて、いかにもやり手な人。
気が沈んでいて、むしろ近寄りたくない人。
人は他人の気を、ある程度敏感に感じ取っています。
しかしながら、自分の気には無頓着です。
自分が今、どんな気を発しているかには結構無頓着です。
さあではそんな「気」を、どうやって乗りこなしていきましょうか。
…
「いい気分である」「イヤな気分である」
人は自分の気に注意を向けてみると、今どんな気分であるかがわかりますね。
いい気分、イヤな気分、いろいろありますね。
しかし、その「気」をコントロールできるとは、思っていません。
「気分」は勝手にやってきて勝手に去っていくもの、コントロール不可能。そう思っています。
そかしそれは、ただの思い込みですね。
気分はコントロールできますね。
しようと思えば。
今スグ目の前にチョコレートケーキが出てきたら、一気にテンション上がりますね。
大好きな歌手のコンサートに行ったら、盛り上がりますね。
そしてそれは、実際にそうしなくても、そう考えただけで、そうなりますね。
梅干を考えたらヨダレが出るのと同じ原理です。
このように気っていうものは、意外と動かせるのです。
気は動かせる。
まずはそのことを知りましょう。
気分に翻弄されなくていいのです。
あなたが気を支配するのです。
…
気を支配する、気を乗りこなす。
これがすなわち、人生をうまくいかせるコツですね。
人生がうまくいかないと思っている大半の人たちは、気に翻弄されているのです。
心当たりあるでしょう?
今日もイヤなことがあった、昨日もイヤなことがあった、と。
それはすなわち、「現実」という強固な物的証拠によって、気を持っていかれているだけです。
持っていかれますよ、そりゃあ。強いもん、現実は。
持っていかれてもいいけど、思い出しましょう。
気はコントロールできると。
現実はコントロールできないけど、気はコントロールできます。
なぜなら、気はあなたの中にあるからです。
そして、現実はあなたの外にあるからです。
あなたの中にあるものは、あなたの手足と同じです。
訓練によって、コントロール可能です。
気を手足のように自在にコントロールできたらどうでしょう?
そりゃあもう、人生もらったも同然ですね。
…
初めに言いましたね。
「すでにうまくいっている」と。
すでにうまくいっているんです。「気」的に。
だからうまくいくのです。人生が。
現実が先にうまくいっていて、その後にうまくいっている気になれるのではありません。
「気」が先にうまくいっているから、そこにうまくいく現実がついてくるのです。
逆です、やはり
このブログの読者の方は、いたるところで「逆」という言葉を聞いたかと思いますが、ここでもやはり「逆」です。
「気」です。
気が先です。
気で先にうまくいっているから、うまくいく現実がついてきます。
というか、現実はついてこなくてもいいのです。
要は「気」だけの問題だから。
いい気分でいたいためにそのような現実を望んでたわけですから、いい気分が手に入ってしまったなら、現実はもうどうでもいいでしょう。
そして「気」はコントロールできる。
どうでしょう、この仕組み。
コントロールしたいと思いませんか? 自分の気を。
じゃあどうやってコントロールするの? という話ですよね。
…
なんか人間には「想像力」ってありますよね。想像する能力。
「梅干想像して」と言われたらできますよね。
現実の梅干がそこにないのに、あるかのような感触、匂い、味。
それがありありと頭の中に展開しますよね。
それってすなわち「創造力」ですよね。
無から有を生み出した、ある意味。
何もないところに、想像という力を使って、あるかのような感覚を生み出した。
マジックです。錬金術です。
この力、すごく無視されてますけど、めちゃめちゃものすごい力です。
だから人間だけが、これだけ発展しているのです。
人間だけにあって、他の生き物にはないもの。
それがすなわち、想像力であり、創造力です。
人間は想像の後に、それを実際に現実に在らしめる。
人間は、想像してから、その次に、それを現実化する。
月に行きたいと思い、その次に、それを現実のものとする。
想像は種です、要するに。
その種が花開くことが、すなわち現実化です。
種は自分で作れるのです。
想像によって、自由に。
咲く、咲かないは別として、種は自由に作れる。
すごくないですか?
「神」じゃないですか。
無から有を生じせしめる。
まさに「神」の御業ですよね。
神みたいな力を我々も持っているということです。
それが「想像力=創造力」です。
うまくいっている、いっていないの違いはすなわち、この力を生かしているか生かしてないかの違いです。
…
ちょっとびっくりですよね。
我々が普段、しょーもない妄想に使っているこの想像力が、こんなとんでもない可能性を秘めているなんて。(笑)
そうです! 皆さんがしょーもない妄想に使っているソレです!
ソレこそが人生を大きく変えるパワーです。
皆さんはその想像力を、「あいつほんとに許せねーなー」とか「ああ人生つまんねーな」とかいう妄想に使っていませんか!?
しょーもない妄想に使われた想像力が生むのはしょーもない現実です。
おおびっくり!
ほんとそのまんまですね!
神の創造の威力を使って、しょーもない現実を作り上げている。
本当にびっくりするくらい、そのまんまです。
しょーもないの種が花開いてみれば、それはしょーもない現実だった。
ほとんど興ざめなくらい、当然の話です。
ひまわりの種からひまわりが、アサガオの種からアサガオが咲くのと一緒です。
この因果関係に気づけてなかったということですね、今までは。
想像は種、現実は花という。
ちょっとこれスゴい話ですよ?
ちょっとこれ聞き流せないくらいスゴい話ですよ!?
梅干が想像できるくらいなら、あなたの望みはなんだって想像できるでしょう?
たったそれだけの話です。
たったそれだけの話の何がむずかしいかというと、簡単に元の発想に戻ってしまうということですね。
簡単に元のクセ、すなわち、しょーもない妄想に戻ってしまうということです。
これはどうやって克服するか。
練習です。
ひたすら練習です。
手足をうまく使って複雑なダンスを踊るのと同じで、想像力をうまく使えるように練習です。
どういう人間でありたいか、どういう人生でありたいか。
何が望みか、何が好きか。
理想を描く。
いや、遠慮なく理想を描いていいんだと。
そのために想像力を使っていいんだと。
そうやって人類は発展してきたんだと。
あらためて思い出しましょう。
さあ今、あなたの人生はあなたの手に取り戻された。
後はそれをいかに忘れないかです。
いかに活用していくかです。
あなたがその想像力をいかに使うかが、この先の人生を決します。
つまり人生は、自分次第なのです。
現実が不幸だから、不幸なのではありません。
不幸の種をまいたから、不幸の花が咲いたのです。
このどうしようもなく当たり前すぎる事実。
さあ、あなたなら、この事実をどう利用しますか?
(つづく)
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