「何もない」のススメ

単純な事実。

何も考えてない時、ハッピーじゃないですか?

全部忘れている時、すでにハッピーじゃないですか?

 

ハッピーとはこんなにも簡単なことを、忘れないでおきたいですね。

「何か」は真のハッピーではないわけです。

お金も、恋人も、あらゆるモノも、あらゆる出来事も。

ハッピーとは何かの対価に受け取るものではないのです。

 

それはそれ、これはこれです。

それはそれの体験であり、ハッピーとはまた別な話です。

 

なんにもない時にそこにあるもの。

それがハッピーです。

なんにもないって、本当に気持ちがいいし、清々しい。

これを知らない人は、まずは知りましょう。

そして、「何か」に巻き込まれた時は、いつでも思い出しましょう。

「何でもない」を。

 

「何でもない」ということを掴んでほしいと思いますね、まずは。

それがすべての根源です。

帰る場所です。ホームです。

 

みなさん帰る場所を外に求めています。

家族や恋人や仲間、好きなアイドルや趣味のゲームやSNSのつながり。

 

そういうの一切合切無くしてみたらどうでしょうか、心の中で。

普通はそんな発想しませんし、考えたこともありません。

「何か」は快を生むけど不快も生む、実に複雑な機構です。

一切合切ぶん投げてみてくださいよ、一回。

キレイさっぱり捨てるということを、一回やってみるべきです。

「何もない」ってどういうことかを知るべきです、一回。

もちろん「頭の中」で。

 

常に何かを追いかけ追いかけしていますが、ただ単にそれを一回やめるだけです。

いつもいつも頭の中で何か考え事をしていますが、それを一回やめるだけです。

「何もしない」だけです。

そして掴むのです。

「何もない」がどんな感覚か。

 

それを知らないと、本当の人生を知ることはできません。

「もともとが何か」を知らなければ、本来人生が何であるかを知ることはできません。

 

人生とは、それでもこれでもなく、「何でもない」です。

それを知るということをやってみましょう、一回。

 

それは外にはありません。

自分の感覚のみが、それを知り得ます。

外に情報を取りに行くのではなく、自分の感覚に聞きましょう。

ブログを読むのをやめて、SNSをやめて、「何もない」に何があるかを、感覚でとらえてみてください。

 

いや、感覚さえ滅するべきですね。

「何もない」です。本当に「何もない」。

「何か」ではありません、それは。

全然「何か」ではありません。

不生不滅、不垢不浄、不増不減です。

「~でもない」です。

 

みんな何かに行きすぎです、基本的に。

何かに行くのが当たり前すぎて、何にも行かないということが意味不明すぎています。

しかしながら、「何にも行かない」ということの可能性に気づいた人は、ぜひともその道を進んでみるべきです。

何もないを実際に見てみるべきです。

それは今この瞬間に、すぐ見れることです。

だってもともと「何もない」だから。

パッとこの瞬間全てを捨てれば、そこはもうそこです。

 

 

今回は(今回も!)「何もない」ということのススメです。

このブログを読んているような人が求めているのは、それです。

それは今この瞬間に、見に行くものです。

いつかそのうちではなく、「なう」です。

 

「捨てる」ということに習熟してみてください。

実際に何かを捨てるのではなく、頭の中で。

そして「何もない」を掴んでみてください。

あなたが真に求めているものは、間違いなくそれです。

コメント

  1. もるーぱ より:

    本当にそうですね。いつも思い出させて下さりありがとうございます。

    更新楽しみにしています。

タイトルとURLをコピーしました