その声はエゴの声なのか真実の声なのか。
結局重要なのは、そこを見極めることです。
「心の声に従い、思う通りに振る舞う」
我々はこれを目指しているわけですが、その従うべき「声」がエゴの声なのか真実の声なのかによって、結果が180°変わってきます。
エゴは自滅の道へと続き、真実は真の成功の道へと続きます。
「心の声に従い、思う通りに振る舞う」
これはこれで難しいことです。
叩かれることもあるでしょうし、非難されることもあるでしょう。
しかしその前にまず「心の声」の見極めができなければ、そもそも行動には移れません。
間違った声に従ってしまったら、その結果は惨憺たるものになりますから。
大事なのは「真実の声を聞くこと」。
まずはこれです。
最初はこれだけに集中し、しっかりと真実の見極めがついた後に、行動に移るべきです。
…
ではどうやってその声を見極めるのか。
まず初めに大前提。
真実は「考えません」。
真実は、考えて出す結論ではありません。
真実は降ってくるものであり、やってくるものです。
決して考えて出した結論ではありません。
考えて出した結論は、全てエゴの声です。
この大前提を、まずはしっかりと頭に刻み込みましょう。
真実の声は、降ってくるもの、やってくるもの。
いわゆる「インスピレーション」です。
このインスピレーションをしっかりと捕まえることがすなわち、真実の声を聞く、ということです。
…
さて、インスピレーションを捕まえる前に、まずはそもそもインスピレーションがやって来なくてはいけません。
では、どうやったらやって来るか。
やって来る・来ないは、こちらの意思では選択できません。
我々にできるのは、「やって来やすい状態を整える」ことだけです。
では、どのような状態がやって来やすい状態でしょうか？
…
例えばインスピレーションが車だとしましょう。
車は、デコボコした道よりも、きちんと舗装された道のほうがやって来やすいですね。
それと同じです。
スースーと風通しのよい状態にしておくこと、力を抜いて、いろんなものがスースーと通りやすい状態にしておくことです。
心に何かわだかまりを持っていたり、引っかかりを持っていたりすると、それはパイプが詰まったのと同じで、スースーとはしていません。
心のわだかまりをなくし、スースーと元気よく、いろんなものを許し、認め、交歓し合う心持ち。
あっけらかんと素直に、何でも通してしまう心持ちです。
おいでおいで、楽しいよ♪って。
キツさを無くし、ゆるむこと、和むこと。
自由であること、楽しむこと。
気持ちよくいること、ごきげんでいること。
これがすなわち、インスピレーションがやって来やすい状態です。
川が高いところから低いところに流れるように自然に、インスピレーションはやって来やすいところにやってきます。
とても当たり前な話ですね。
その当たり前を、実行するのです。
…
ごきげんでいるのは難しいことでしょうか？
まずは、難しいか難しくないかを考える前に、やってみるのです、ただ単に。
「なるほどごきげんでいればいいのね」と素直にそれを実行すればいいのです。
「いや〜そんなの難しいよ」とか、ぶちぶちと考えることがすでに、そこから遠ざかる方向に向かっています。
素直に受け入れ、素直に実行する。
これが今我々が向かおうとしている方向ですから、ただ単にそれをやればいいのです。
簡単すぎるほど簡単です。
シンプルに、スースーと、あっけらかんと。
インスピレーションは自由にあなたのもとにやってきます。
あなたはすでに、それがインスピレーションだと気づかないほど自然に、それを乗りこなしています。
自由に、気ままに、何のわだかまりもなく。
気がつけばあなたは、自分が居たかった場所に居ます、ごく自然に。
宇宙は「勝手に」うまくいっているのです。
我々はその流れに身を委ねるだけです。
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