自分にとっての幸せとは一体、何でしょうか。
「幸せになりたい」と人は言いますが、その「幸せ」とは一体何でしょうか。
お金持ちでも不幸な人は沢山いるといいます。
好きな人と一緒になっても結局別れてしまう、みたいな話もよくあります。
そこで本来の幸せとは、何かに頼ったものではない、という想定が自ずと生まれます。
何かを得たから幸せ、何かが無くなったから幸せ、というのは本質的な幸せではない、ということです。
では、何かに頼らない幸せは、どのようにしたら手に入るのでしょうか。
まず確実に言えるのは、それは何かを手に入れようとする行為ではない、ということです。
手に入れる以外のものとは何でしょう。
それはつまり、今すでに持っているものですね。
幸せがあるとしたらそれは、あったり無かったりするものではなく、常にあるものであるはずです。
あったり無かったりは一喜一憂ですが、幸せとはもっと、深く、確かなものであるはずです。
常にあるものとはなんでしょうか。
常に持っていて、増えたり減ったりしないもの、変化しないものとは何でしょうか。
思考は常に変化します。
肉体も常に変化します。
感情も常に変化します。
何でしょう、常に変わらないもの。
それに触れようとしてみてください。それを感じようとしてみてください。
それはすなわち、「瞑想」と呼ばれるような状態かもしれません。
それはYouTubeを漁ることとは違いますし、本を読むこととも違いますし、考え事をすることとも違います。
永遠に触れようとすること、無限にリンクしようとすること。
無心に見つめれば、きっと何かが見えるはずです。きっと何かを察知するはずです。
その時あなたは、確信を持って言うはずです。
「幸せはここにあった」と。
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