最大の価値は何かというと、「自由」ということが、ひとつ挙げられると思います。
自由。
自由とはすなわち、あれでもない、これでもない、どれでもない。
あるいは、あれでもいいし、これでもいいし、どれでもいい。
「何かに固定されない」ということです。
あらゆる可能性を保持している。
また、どの可能性も否定しない。
そのような「状態」である、ということですね。
全てを保持しているという、とんでもなく豊かな状態である、とも言えます。
自由である時、豊かさを感じます。
何も持っていないとしても。
感覚としては、全てを保持している感覚です。
実際に何を持っている、持っていないは関係ありません。
満たされた感覚でもあります。
それは「何か」に依存しません。
だから、誰であろうと、どんなシチュエーションであろうと、それは可能です。
誰であろうと、どんなシチュエーションであろうと、満たされた「感覚」を得ることは、可能です。
本来は「自由」なのですから。
全ては自由から発しますが、発した何かに固着してしまうと、自由が奪われます。
何かに専心することによって、自由を放棄してしまうのです。
誰も自由を奪うことはできません、自ら放棄する以外には。
何かに固執、固着、専心することによって、自ら自由を放棄しますが、その逆を行って、固執、固着、専心を解くことによって再び自由を得ることもできます。
双方向です。
自由を放棄してもいいですし、自由を回復してもいい。
それすらご自由に、ということです。
つまり、根本的に自由でしかあり得ないということです。
自由でないという選択を、自由な選択によって行っているということです。結局のところ。
自由な感覚。
それこそが、私たちが本当に欲しいものです。
お金が欲しい、洋服が欲しい、金メダルが欲しいなどと私たちは言ったりしますが、本当に欲しいのは、それらに縛られない自由です。
あらゆる可能性を保持しているから、真の最適解が浮かんできます。
これでなくちゃいけないという縛りがないから、斜め上からの解を受け入れることができます。
自由こそが、アートの源泉であり、生きるエネルギーであり、宇宙の運行そのものです。
のびやかに、思った通りに動き、しゃべり、感じ、謳歌することは、ハッピーであり、理に適うことであり、存在の意味そのものです。
自由は、もともとそうなので、いつでも回復することが可能です。
固着を解きほぐし、自由な状態を回復することは、生きる意味に直結するとても大事なことだと思います。
コメント
いつも拝見させて頂いております。ありがとうございます!
本などは出版されていないのでしょうか?
いつもありがとうございます。
本などは出版されていないですね。
hey!yo!! あんた最高だぜ!!!
愛してる!