常に世の中は脅してきますね。
そんなことじゃマズイだろうと。
危ないことにならないように気をつけろと。
ヤバイことに巻き込まれたらどうするんだと。
非常に脅してきます。
気をつけろ、気を張ってろ、注意を怠るなと。
しかし、世の中のその声を採用するか否かは、自分次第です。
それを聞く、聞かないを決めるのは、あくまで自分です。
「人が言ってたから」と他人のせいにしても、実際に被害をこうむるのは自分です。
人生の終わりになって、もっと楽しめばよかった、もっと自分の人生を生きればよかったと思っても、後の祭りです。
その選択を行うのは、今です。
毎瞬あなたは、選択をしています。
世間の言うことを聞いて大人しくしているのか、それとも人がなんと言おうと自分の直感を信じるのか。
毎瞬あなたは選択をしているのです。
意識的か無意識的かに関わらず。
うかうかしてたら人生終わります。
その毎瞬の選択に、もっと真剣にならないと。
あなたはどう生きたいのか。
そしてそのためにどんな選択をするのか。
「自分の思うとおりに生きたい、自分の人生に花を咲かせたい」
みんなそう言います。
しかし、その通りに「生きている」人は稀です。
言っていることとやっていることが違うのです。
自分の思うとおりに生きたいと言いながら、毎瞬、自分の思うものを選択していないのです。
言っているだけでやってないのです。
やらないと始まりません。
「何をやったらいいかわからない」と言っているのは、「何をやったらいいかわからない」を選択しているということです。
「わからない人」という立場を選択しています。
だからその通り、「わからない人」という立場を演じています。
選択した通りの人生を、本当にその通りに生きています。
あなたは何を選ぶんですか?
選んでいますか? ちゃんと。自覚的に。自分の選びたいものを。
世間は言ってきますよ。
「それはちがう」
「それはこうだろう」
「なんでそんなこと言うの?」
「いやおかしいでしょ、それ」
「何考えてんの?」
「ちゃんとやれ」
いくらでも言ってきます。
際限なく言ってきます。
しかし、それを聞く聞かないは、あなたの選択です。
あなたの人生の責任者は、あなたです。
あなたの人生が納得いかないものだとしても、その責任はあなたにあります。
あなたの人生をクリエイトするのは、あなたです。
決して他人ではありません。
他人の声を無条件に受け入れるということは、無条件降伏です。
他人にあなたの人生を占領されるということです。
イニシアチブを他人に渡さないことです。
あなたの人生の責任者は、あなたです。
あなたが決め、あなたがクリエイトするのです。
その責任を引き受けてください。
自分で自分を統治してください。
他人が勝手に、あなたの人生を良いものに変えてくれたりはしません。
他人に期待するということは、他人に人生を明け渡すということです。
あなたは自分の家に他人を土足で入れ、好き放題騒がせておいていいんですか?
他人の声、他人の意見を、あなたの内側に土足で招き入れ、好き放題させておいていいんですか?
誰の意見も聞かなくていいのです。
実際そんなことはできやしません。
他人の意見を聞くと決めているのは、あなたなのです。
実際にその意見を受け入れる決定を下しているのは、あなたです。
他の誰も、その決定を行える人間はいません。
あなた以外の誰にも、あなたの人生の決定権はありません。
今テレビを観る、観ないの決定権は、あなたにあります。
会社を続ける、やめるの決定権も、あなたにあります。
その場所に行く、いかないの決定権も、あなたにありませす。
他人が何と言おうと、全ての決定権は、あなたにあります。
「だってあの人が言ったから」といいつつ、その意見を採用したのはあなたです、他の誰でもなく。
全てはあなたに帰します。
逃げようがありません、その責任から。
いつ向き合うのか。
ただそれだけです。
逃げても逃げても、逃げ切れません。
どこまで逃げても、逃げ切れません。
どこかで向き合わないことには、終わりません。
宇宙は冷徹です。
何の情状酌量もないし、弁解の余地もありません。
宿題が終わらないと、いつまでたっても家に帰してくれないのです。
腹が減ろうが、夜が明けようが、何日泊り込みになろうが、関係ありません。
どんなに泣きついても、脅してもすかしても、まったく関係ありません。
ただ宿題を終わらせれば帰れるというその事実が、厳然としてそこにあるだけです。
宿題が終われば家に帰れる、終わらなければ帰れない、ただそれだけです。宇宙はとてもシンプルです。
100%自分の責任を引き受けなければ自分の人生は生きられず、責任を逃れたまま甘い汁だけ吸うことは不可能です。
向き合うか向き合わないか、100%自分の責任を引き受けるか引き受けないか、ただそれだけです。
自分の人生を生きたい、本当の自分を取り戻したいと「言う」のではなく、「やる」のです。
毎瞬の選択によって、それを行うのです、実際に。
それによって方向転換が起こります。
それにふさわしい人生が、展開していきます。
やりましょう、実際に、そうしたいなら。
世間が何と言おうと、それを選択するかどうかの決定権は必ず自分にあります。
それが、自分がパワーを持っているということです。
「言うは易し、行うは難し」なんて言います。
しかし、その言葉さえも、採用する、しないはあなた次第です。
簡単にやったっていいわけです。
とにかく「やる」んです。
簡単だろうと難しかろうと、そんなことはどうでもいいのです。
ただ、やる。
「やる」ことが全ての始まりです。
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