ゆるめる、ということです。
頑張ったり、何かを成し遂げたりするのではなく、ゆるめることです。
力んだり身を硬くするのではなく、ゆるめるのです。
ゆるめるとホッとします。
「ま、どうでもいいよね」と、テキトーになり、楽になります。
ゆるめる、脱力。
全てはここから始まります。
ゆるめると、「勝手に」出てきます。
頑張ったり何だりしなくても、「勝手に」出てきます。
それが本当のことです。
頑張ったり意図したものは、ニセモノです。
ゆるめた時に勝手に出てくるものが本物です。
本物は作ることも意図することもできません。
我々にできるのは、ゆるめること、そして本物が出てくるのを許すこと。
それだけです。
我々ははじめから本物なのです。
それを曇らせたり覆い隠したりしなければ、はじめから本物です。
ただただゆるめることに専念しましょう。
それだけでいいのです。
後は勝手に進行します。
何もがんばらなくていいのです。
頑張ってチャレンジしたり、バンジーしなくていいのです。
ただただおバカになってゆるんでいるだけで、勝手に湧き上がってくるんですから。
勝手に動くんですから。
堰き止めている柵を外したら、勝手に流れるんですから。
めちゃくちゃ気持ちいいですよ、「流れる」って。
何もしなくても流れるってめちゃくちゃ気持ちいいです。
そのためにやることは「何もしない」です。
ウケるよね。(笑)
今までの頑張りは何だったのかって。
宇宙に対する信頼です。
何もしなくてOKなんだと、任せてしまえる信頼。
頑張って、気を張ってないと転落すると思っているから、ゆるめることができないわけですが、ゆるめることができてしまうと、何の転落もないことがわかります。
ただゆるめてみればいいのです。
バンジーがあるとしたらそこです。
ゆるめると転落すると思っているその世界観の中で、敢えてゆるめるという、そこです。
しかしそこも、徐々にでいいのです。
できるところから徐々にでいいのです。
突然会社を辞めたりパートナーと別れたりといった、大きな事をしなくても全然いいのです。
そんなことは必要であれば勝手に起こります。
とにかく何かを「しよう」とはしないことです。
そんなあせらなくていいのです。
あせりとはゆるむの反対です。
それは何もゆるんでないのです。
何もしなくていいのです。
文字通り、字義通り何もしなくていいのです。
何かをしろ、アクションを起こせとまわりは急かしてきますが、それは右から左に聞き流していればいいのです。
「本当にそれで大丈夫なの!?」と思ったとしたら、それは大丈夫じゃありません。(笑)
その不安から発せられる言葉は、大丈夫じゃありません。
とにかく自分の状況を見てください。
不安、恐怖、憂鬱。
それらが何かアクションを起こせと急かしてきます。
しかし、それらから発したアクションは、それにふさわしい結果を引き起こすだけです。
世界はいつでもそのまんまです。
不安や恐怖であるから、不安や恐怖なのです。
その状態のまま何かをするのではなく、その状態を変更するのが先です。
そのために「ゆるむ」のです。
「ゆるむ」が全てのはじまりです。
何かをするのではなく何もしないでゆるむのです。
すると何かは「起こり」ます。
何かは起こすものではなく、「起こる」ものです。
自分の状態に敏感でいてください。
自分が今、不安や恐怖にいることを見逃さないでください。
自分が今どんな状態でいるかに気づいてください。
何もしないでいいことを理解してください。
宇宙の流れを信頼してください。
自分というちっぽけな存在が、宇宙の流れを堰き止められてしまうことに着目してください。
宇宙は何も強制しません。
幸せは自由意志においてそれを選択することに意義があります。
強制された幸せはすでに幸せではありません。
幸せは自らの意思で選択するから、幸せなのです。
何でもできる世界の中で、敢えて幸せを選択する。
そこにこそ意義があります。
幸せとは、努力でも根性でも実力でも運でもなく、選択です。
あなたはあなたの選択によって、世界を作っています。
堰き止めることも流すことも、自由に選んでください。
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