幸せとは「自分自身であること」。
これ以外にありません。
「彼の愛を得ること」とか「ガッポリ儲けること」といった、自分の外にある物事によって、幸せになることはありません。
試しにやってみたらいいと思います。
彼の愛を得てみたり、ガッポリ儲けてみたり。
その他幸せになれると信じることは何でも。
そうすればわかります。
何をやっても幸せになれないことが。
「気持ちのいい経験」は手に入ります。
でも、幸せにはなれません。
幸せとは、「自分自身であること」以外にないのです。
そこが最終的なゴールです。
「自分自身であること」とは
では「自分自身であること」ってなんでしょう?
例えば、不安や恐れやイラ立ちを感じる時。
それは、自分自身から離れている時です。
自分自身にいれば、そういうことは起こりません。
不安や恐れやイラ立ちは、外側にある何かに対する反応として、起こります。
ちゃんと自分自身でいれば、外側で何が起ころうと気になりません。
「彼の愛を得ること」「ガッポリ儲けること」といった外側の出来事にフォーカスしているということは、外側の出来事に左右されるということです。
つまり、「自分自身でない」ということです。
だから幸せになれません。
自分自身に最も満足し、自分自身を最も大切にすると、全てがうまくいきます。
なぜなら、「自分=世界」だからです。
自分自身であることとは、自分自身に満足し、自分自身であることが最高と思える状態です。
ですから自分を粗末にしていると、幸せにはなれません。
幸せになる手順
では、自分自身でいるためには、どうすればよいのでしょうか。
まずは、自分自身をよく見直してみることです。
そもそも今まで、自分のことは放置してきませんでしたか?
外のことばかりに忙しくて、そもそも自分自身に向き合うという発想すらなかったのが実情ではないでしょうか。
ですから、まずは自分自身にしっかり向き合ってみるのが、スタートです。
自分とは一体何なのか。
自分というものを、よく感じてみましょう。
自分が最高に幸せであれば、他のものはもう何もいらなくないですか。
彼の愛も、大金も、自分自身が最高に幸せであれば、いらなくないですか?
自分が幸せでないから、そういうものを求めてしまいます。
自分が幸せでなかったら、そういうものをいくら手に入れても、幸せにはなれません。
自分を幸せにできるのは、自分だけです。
決して、恋人やお金ではありません。
自分自身を感じてみてください。
その愛、豊かさ、美しさ、崇高さ。
全てがもともとあなた自身に備わっているのを、実際に感じてみてください。
他のどこに探しに行く必要もありません。
あなたは全てを、初めから持っているのです。
ただそのことを知ってください。
それはデッチ上げるのではありません、そういう「つもり」になるのでもありません。
ただ単に見れば、そうなのです。
それが見えないなら、あなたはあなた自身を「外側扱い」しているのではないでしょうか。
自分を、「他」と同列に扱っているのです。
外側にある事物を見るのと同じように、自分自身を見ています。
自分は「外」ではありません。
自分は「第三者」ではありません。
自分は「第一人称」です。
そこでしかありえないポジションです。
唯一無二です。
他と同列ではあり得ません。
あなたは著しく自分を貶めていませんか?
他と同列扱いして、自分を「その他大勢」にしてしまっていませんか。
自分という感覚は、自分にしか感じ得ないものです。
あなたの「感じ」こそが、世界の全てです。
基準はあなたです。
他人を基準にするから、おかしなことになります。
あなたはあなたしか知りえないそのポジションを、最大限に発揮してください。
あなたはあなたの世界を、思いっきり表現してください。
自分は自分でいいんだ、自分こそが最高なんだという、こんな単純なことになぜ今まで気づかなかったのかと、本当に不思議です。
帰りましょう、自分というお家に。
ベクトルの向きを180°向け変えて、外から内に戻りましょう。
「自分」はいつでも、最高、最善、最強です。
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