最も大切なのは自分です。
自分を最も大切にしてみてください。
傷つきたくない、安心していたい、満たされていたい。
誰がですか?
自分がですね。
だとしたら、自分自身を最も大切にしてみてください。
誰かを傷つけないようにするのではなく、自分自身を傷つけないようにしてください。
誰かを安心させるのではなく、自分自身を安心させてください。
誰かを満たすのではなく、自分自身を満たしてください。
あなたの面倒をみるのは、あなたです。
自分を大切に扱ってください。
いたわってください、感謝してください。
素晴らしいあなたであることに、最大限の感謝と喜びを表してください。
あなた自身を満たすことによって、満たされた世界が周りに出現します。
満たされた原因が、満たされた結果を生むのです。
素晴らしいあなたが、素晴らしい世界を生むのです。
喜びを選択してください。
あえて苦痛を選択しなくてもいいのです。
世界はあなたです。
あなたの中に、世界は展開しています。
素晴らしい世界、美しい世界を選択してください。
素晴らしい世界、美しい世界を、あなたの中に出現させてください。
…
あなた自身とは、本当のあなたのことです。
そして本当のあなたとは、「あなたの本心」のことです。
あなたの本心を、大事にしてください。
あなたの本心を、満たしてあげてください。
人にせかされて人のペースに合わせるのではなく、あなたの本心がもっとも落ち着くペースで歩いてください。
何かを選択するなら、あなたの本心が最も喜ぶ選択をしてください。
人を喜ばせるのではありません。
自分の本心を、喜ばせるのです。
人を喜ばせるのが自分の本心なら、そうするのです。
でもそれが苦痛であるなら、それはやめるのです。
あなたの本心は、エゴでも概念でもありません。
あなたの本心は、欲でも見栄でもなく、あなたの本当の心です、真心です。
それを見極めてください。
あなたのエゴを満たすのではありません。
あなたの虚栄心を満たすのではありません。
あなたの人生プランを満たすのでもありません。
あなたの本心に気づいてください。
あなたの本当の心、真心を見極めてください。
ずーーーっといましたね。
あなたの本心は、生まれてこのかた、ずっとあなたと共にいましたね。
片時も離れることなく、いつもあなたと共に。
エゴや欲は、その時々によっていろんな形態を取りつつ、あったりなかったりするマチマチな存在でしたが、本心はいつも変わらず、そこにありました。
荒れ狂う嵐の時も、穏やかな凪の時も、絶頂の時もどん底の時も、いつもいつでも、あなたと共に。
…
あなたの本心。
それが世界の源です。
そこから世界が生まれる根源です。
これ以上大切なものがありますでしょうか。
これ以上愛おしい存在がありますでしょうか。
放置し、野放しにしていたなら、そこから展開する世界は、荒野です。
当たり前の現実を、あなたは生きています。
慈しみ、愛を注ぎ、最大限の配慮を持って接するなら、その通りの世界が現われます。
これもまた、当たり前の展開です。
あなたはあなたの本心を、どのように扱っていますか。
それがそのまま、あなたの生きている世界です。
世界を変えるために、世界に直接手を下すのではありません。
世界はあなたの本心が映し出した幻です。
幻を直接どうこうは出来ません。
スクリーンに映し出されている映像を変えたかったら、映写機のフィルムを変えるのです。
あなたの本心と、よく向き合ってみてください。
外側の世界は見なくてもいいです。
あなたが満たしたいものは何ですか?
自分自身でしょう。
それなら自分自身に100%、意を注いでください。
自分自身を100%、満たしてください。
外側の世界は幻です。
あったりなかったり、現われたり消えたり。
確実なものは何ひとつありません。
幻を真に受けないでください。
あなたの本心だけが、真に確かなものです。
それを最も大切にしましょう。
それだけであなたは満たされます。
他に何もいりません。
あなたの本心が満足する。
これ以外に必要なものがありますか?
シンプルです、ごくごく簡単です。
今から始めてください。
今まで野放しにしていた本心を、しっかりと抱き寄せ、最大限の愛を注いでください。
自分はこんなにも素晴らしかったんだ、こんなにも確かだったんだ。
もう不安はありません。
あなたは自分の内に、最大限の愛と真心を発見しました。
もう何も要りません。
外の世界に求めるものは、もう何もありません。
還る場所はここだったんだ。
いつも、いつでも、自分だったんだ。
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