人の行動パターンは決まっています。
美しいもの、感動するもの、楽しいもの、安らぐもの。
そういうものに惹かれます。
なぜなら人は、そこから来ているからです。
帰りたいのです。
自分がそこからが来た場所に。
やりたくないことは、やりたくないのです。
イヤなことはイヤなのです。
ただただ帰りたいのです、おうちに。
普通に考えたら、飯食って仕事して寝てりゃ生きていけます。
でも実際、それでは人は生きていけません。
それでは生きているという感じがしません。
それは生きていないのと同じです。
敢えて腹の足しにならないことをし、あえて役に立たないものに大金を払う。
帰りたいんです、ただただ。
本源に。
あなたがもともと居た場所に。
帰ろう。
みんなで帰ろう。
手を取り合って帰りましょう。
…
あなたは美であり、喜びであり、安らぎです。
あなたはそこから来ているから、それらに惹かれるのです。
美であり、喜びであり、安らぎであることに遠慮はいらないのです。
あなたは自分ちの敷居をまたぐのに遠慮はいらないのです。
帰っていいのです。
遠慮なくそこでくつろいでいいのです。
なぜならそこがあなたのおうちだから。
ねえ、素晴らしい世界じゃないですか、本当は。
本当のことを言っていいんですよ。
「そのように見える」という、見せかけではなく、本当のことを言っていいのです。
本当は何が見えます? あなたの目に。
本当のことを言ってごらんなさいよ。
美じゃないですか?
美でしかなくないですか?
見せかけじゃなくて、その奥にある本当のことです。
あなたの目に見えているそれです。
普段は表面に忙殺されていますが、その奥にある美が、あなたにはちゃんと見えています。
そして時々思い出したくなるのです。
故郷が懐かしくなるのです。
…
これからはもっと本当のことを出していいのです。
そういう時代が来ます。
もう来ています。
だからもう、出していいのです。
「王様は裸だ!」と、もう言っていいタイミングです。
世界は美だと、声を大にして宣言していいのです。
そしてそれを思いっきり表現していいのです。
忘れていたこと。
うっかりしていたこと。
それを取り戻す時が来ました。
自分が自分であることに、何の遠慮がいりますか。
美である自分が美を表現することに、なんのためらいが必要でしょうか。
あなたは今、思い出した。
「あ、そうだった!」と思い出した。
帰ろう、そろそろ。
もと居た根源の美に。
美であることに遠慮はいらない。
だってそこは、あなたのおうちだから。
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