自分を放棄することによって、真の自分を得る

今の自分のままでいたら、ずっと今の自分のままですよね?

自分を変えるためには、今の自分は放棄する必要があります。

フワッと溶かしてしまって、新しい自分が芽吹くのを許す必要があります。

 

しかし人は、今実際に今の自分で生きているわけですから、それを放棄することにとても恐怖を覚えます。

怖いって思うわけですね。

だから、その恐怖を乗り越えてまで変わりたいと思うか、それほどでもないか。

分かれ目はそこです。

 

 

そもそも「放棄する」ってどういうこと? と思うかもしれません。

それは文字通り放棄なんですけども、「捨てる」ってことですね。

ギュッて掴んでいるその手を放すというか。

どっちでもいいし、どうなってもいいという感覚。

 

守るものが何もない。

つまり放棄、何もない。

自分というものを捨てちゃって何も残らない、という感覚です。

 

それって「ラク」だと思いませんか?

想像しただけでもラクだろうなって思いますね。

なんにもしなくていいんですから。

全部「おまかせ」なわけですから。

 

ただ同時に、「どうなっちゃうんだろう、どうされちゃうんだろう」という怖さもあると思います。

だから簡単に捨てられないわけですが。

 

 

ただ、直感に聞いてみてください。

「捨てる。確かにそれだ!」という回答が返ってきませんか?

 

直感に聞いてみて、「捨てる」が「確かにそうだ!」と思ったなら、あなたにとってそれは選択可能です。

 

もしあなたが自分を変えたいと思っていて、なおかつ直感が捨てるという選択を良しとするならば、ぜひその声に従ってみてください。

 

 

しかしながら我々には日常生活というものがありますから、直感の声は、結構簡単にかき消されてしまいます。

日常のあれやこれやに忙殺されていると、簡単に直感は失われます。

日常はどちらかと言えば恐怖から逃れるという行動原理で動くことが多いので、「捨てる」というような怖い選択はしにくい状況にあります。

 

ですから、「あえて」思い出してください。

ことあるごとに、たびたび。

 

「捨てる」の気持ちよさ、ラクさ加減、爽快さ。

そういうものを実際に感じてみてください。

その選択の「良さ」を実感したなら、そっちを選びやすくなります。

たびたびその良さを実感し、そっちを選び続けてみてください。

 

「良さ」を実感したなら、「良く」変わっていきます。

「実感」とは、頭や理屈で理解するレベルではなく、心の奥底、細胞レベルで感じることです。

そして現実は、心の奥底、細胞レベルで実感していることが表現されてきます。

 

「理解」ではなく「実感」。

 

そのために頭で考えるのではなく、直感に聞く。

そして、直感が出した答えに、素直に従ってみる。

そしてその結果を、実感してみる。

 

これが自分を本当に変えるためのサイクルです。

 

このサイクルが直感で「OK!」と思うならば、ぜひやってみてください。

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