物事を極限までシンプルにしてみましょう。
複雑ではなく、シンプルに。
真理とは、極限のシンプルです。
全てを剥ぎ取った時に、現れるものです。
物事をシンプルにすることによって、真理に近づきましょう。
最終的なシンプルさ。
それは、「それはただそれ」ということです。
それは、アレでもコレでもなく、それです。
文字通り、その通りです。
計算式にすると「それ=それ」です。
「それ≠アレ」「それ≠コレ」です。
見ての通りです。
見ての通りの「文字通り」です。
我々は、「それ」を何の迷いもためらいもなく、簡単にアレやコレにしてしまいます。
ただの出来事を、何の躊躇もなく、悲劇や喜劇やロマンスに変換してしまいます。
ほとんど無意識に、物事を複雑化しています。
もしそれが苦しいなら、しんどいなら、居心地悪いなら、逆のベクトルをいけばそれらを解体することができます。
逆のベクトルをいくとそれらは解体され、「苦しくない、しんどくない、居心地いい」となります。
シンプル化しましょう。
物事をとことん、シンプル化しましょう。
問題は何も無いのがわかります。
安らぎと平和しかないのがわかります。
とても簡単で、スッキリと気持ちいいのがわかります。
複雑化の方向でうまくいかないなら、行くべき方向は逆です。
180°逆です。
複雑さを解体しましょう、そしてシンプルさの中に居続けましょう。
事実はクリアで、一点の曇りもありません。
究極のシンプルさには、一点の曇りもありません。
スッキリと気持ちのいいものです。
曖昧なところはありません。
悩みも問題もありません。
それはただそれです。
それ以上でも、以下でもありません。
…
我々が最終的に求めているのは、真に自分自身であることです。
我々の欲望には、あれやこれやあるようですが、最終的にシンプル化すれば、我々が真に求めているのは、本当の自分自身でいることです。
そして、その本当の自分自身とは、複雑さを剥ぎ取った、元の自分、本来の自分ということです。
シンプル化によって、本来の自分自身に戻ることができます。
全てをシンプル化しましょう。
真の自分、本当の自分であること。
これほどのくつろぎはありません。
これほどの自由はありません。
これほどの幸福はありません。
シンプル化によって、本来の自分に戻りましょう。
それは何も難しいことはなく、今すぐにできることです。
難しく見るのをやめること、「ただ」見ること、「ただ単に」見ることです。
力を抜いて、複雑さを捨て、ただストレートに、ただそのまま、見ることです。
そこには感情も思考もありません。
一般的に自分自身だと考えられている、感情や思考は、そこにはありません。
それらは「偽の自分」です。
感情も思考もないストレートさ、その直接さ、ノーディスタンスの「それそのもの」。
それこそが真の自分です。
究極にシンプル化した時、あなたはそれそのものと一体であり、分離した何物も、そこにはありません。
彼我の間に何も入り込む余地のないそのダイレクトさ、一体感。
それこそが、真の幸せであり、最終的な「本当のこと」です。
あなたが真に安住できる場所です。
生きていて感じるあらゆる違和感、生きにくさ、気持ち悪さ、ズレ。
それらが最終的に解消される場所です。
さあ、簡単に行きましょう、そこへ。
今すぐスッと、そこへ行けます。
ノータイム、ノーディスタンス。
つまりあなたはすでに、そこにいます。
なにもやる必要なく、すでに達成している。
これ以上の簡単がありますか?
これこそが、究極のシンプルです。
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