人は皆、人生の実質が「空っぽ」であることを、心のどこかで知っています。
だから、その空っぽを埋めようと、リア充に走ります。
空虚を埋めること。
それが人生のほとんどを占めます。
常にどこかに出かけ、何かをしていなくては気がすみません。
通勤電車の中でさえ、携帯ゲームに余念がありません。
空虚と向き合いたくないのです。
空っぽを埋めたいのです。
空っぽはそんなにいけませんか?
忌み嫌う前に、それが何であるかをよく調べてみたのでしょうか?
空っぽさに徹底的に向き合うこと。
そこに人生の反転があります。
空っぽは、埋めるべきものではなく、そこから全てが生まれるものです。
冷静に、虚心坦懐に、空っぽの深淵を覗いて見てください。
空っぽは実に、素晴らしいパートナー、頼れる相棒なのです。
しばし埋める行為を全てをやめ、空っぽの深淵を覗いてみてください。
空っぽの安心感、ぬくもり、平穏、くつろぎ。
空っぽこそが、真に求めていたものです。
恐ろしさから目をそらさずに、見つめて、見据えて、見通してください。
空っぽこそが、あなたが求めていたものです。
空っぽから逃げる人生は、「逃げる」人生です。
だからいつも落ち着かなく、そわそわと不安です。
それはあなたが望んでいる人生ではありません。
そんな人生のために、あなたは生まれてきましたか?
…
180°踵を返して、向き合ってください。
虚無に向き合ってください。
そして、恐ろしさを心底味わってください。
どんな嵐が吹き荒れようと、あの手この手で恐がらせようと、ただ甘んじてください。
安易にリア充に逃げないでください。そこに居続けてください。
恐怖を味わいつくしてください。
真の解答は、そこにしかありません。
勇気がいります。
誰の援助を受けることもできません。
個人で、向き合わなくてはいけません。
そんなことしなくても、「それなりに」生きていける状況にもいます。
そこを「敢えて」そうするのには、勇気だけでなく、決意と、強さも必要です。
誰の援助を得ることもできません。
あなただけの決断で、あなただけの意志で、あなただけの力で、乗り越えなければいけません。
ハードです。とてつもなくハードです。
でも、やると決めたら、やり遂げてください。
その先にある宝物を得た至福は、格別です。
あなたはいつでも、いかなるときでも、その宝物に挑むことができます。
その宝物は、全員に開放されています。
あとは各個人が、やるか、やらないか、それだけです。
…
もううんざりでしょう、今の人生。
何かおかしいでしょう。違和感ありまくりでしょう。
道はいつでも開いている。
さあ、飛び込め!
おかしな人生を、終わらせてください。
真の人生を、生きるんだ。
コメント