人生を変えるとはすなわち、意識を変えるということ

さて、人生を変えたいとなった場合、何を変えるか。

「変えたい」と言いつつ、何も変えなかったら、何も変わらないわけですよね。

だから、何かを変えるわけですが、何を変えるか。

 

それは「意識」ですね。

職業を変えるわけでもなく、付き合う人を変えるわけでもなく、意識を変えます。

 

なぜなら、あなたにとって世界とは、あなたの意識に上る事象だからです。

意識を変えれば、世界が変わります。

 

意識を変えるとは、どういうことか。

これは、Aという意識をBという意識にチェンジするということではなく、AもBも捨てるということです。

いまAであるならば、Aを捨てる。

いまBであるならば、Bを捨てる。

捨てて残るもの。

それがあなたの本来の意識です。

 

意識を変えるということはつまり、意識をきれいにする、お掃除するということです。

濁った意識をクリアにする、ということです。

 

意識が濁ってるって、どういうことでしょうね。

 

例えばあなたは、お金を稼がなきゃ生活できないと思っていますね。

お金がないと、住む場所や食べ物を確保できず、死んでしまうと。

だから行きたくもない会社に毎日行って、やりたくもない仕事をやって、お金を稼いでいると。

 

それが言ってみれば、「Aという意識」です。

一種の考えです。いわゆる濁りです。

捨てるべきゴミ、お掃除されるべき汚れです。

 

はたまた、結婚は一人の人としかできない、そしてその組み合わせは男と女じゃないといけない、なんてのも、これは一種の「Bという考え」ですね。

 

何もないじゃないですか。

 

事実は何もないじゃないですか。

お金も結婚も、人間が勝手に考え出したシステムで、そんなもの本来自然に存在しないじゃないですか。

 

クリアというのは、透き通っている、汚れが何もない、完全に見通せる、ということです。

本来何もないわけです。

クリアで透き通っているわけです。

そこに汚れが持ち込まれ、曇り、見えなくなり、道に迷う。

 

これは、お金というシステムをやめろ、結婚というシステムをやめろという話ではなく、意識の話です。

意識をクリアに保てよ、という話です。

 

これってホントにですね、謎に汚れています。

そして、その汚れになかなか自分では気付けない。

汚れが当たり前すぎて、「あいつマジありえねー」とか、「こいつマジで考えられんわ」とか、ほとんど無意識で言っています。

 

いや、ありえるし、考えられます。(笑)

 

あなたが「ありえねー」と思っていることは事実ありえるし、あなたが「考えられんわ」と思っていることは、事実考えられます。

謎の汚れ、謎の曇りを通して世界を見ているから、そのような世界が展開しています。

 

では、謎の汚れ、謎の曇りを取り除き、クリアに世界を見通したら、どんな世界が見えると思いますか?

想像で構いません、どんな世界が見えると思いますか?

 

 

輝きでしょう?

世界は輝いているでしょう?

曇りのない、汚れのない世界は、輝いて見えるでしょう?

 

それが世界の真の姿です。

クリアに世界を見通せば、世界は輝いています。

それをあなたの世界にしてごらんよと、そういう話です。

 

変えるべきは「意識」です。

行動でも、考え方でもありません。

どんなレシピも、どんな人生訓も、それは一種のAでありBです。

AをBに置き換えたり、はたまたBをCにとか、ごちゃごちゃやってるのが、今現在のあなたですね。

 

いや、AもBもないから。

 

AもBもない世界。

それが真実であり、それこそがあなたが本当に行きたい世界。

 

「意識」です。意識。

ゴミを捨て、汚れを落とし、クリアな意識を回復してください。

そこに広がる世界は何でしょう。

そう、輝きです。

 

輝ける世界。

それはクリアに見通せる意識の中に、展開しています。

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