いわゆる「引き寄せの法則」というものがありますね。
「自分の波動に近いものが引き寄せられてくる」という。
だから、常に「ワクワクの波動」「ポジティブな波動」で居ましょうというやつです。
それはうまくいく人がいたり、いなかったり、色々ですね。
「引き寄せの法則」
それは確かに、あるのかもしれません。
同じ波動同士が引き寄せあうというそういう法則は、確かにあるのかもしれません。
しかし、その人がちゃんと「望む波動を出せるかどうか」は、また話が別です。
「引き寄せができないのは、望む波動をちゃんと出してないからだよ！」
と、できる人は言います。
しかし、「望む波動をちゃんと出すってどうやるんだよ！」
と、できない人は言います。
全員がちゃんと自分が望む波動を出せるなら、何の問題もないでしょう。
しかし現実はそうなっていません。
これってどういうことでしょうか？
これはつまり、「起こることがただ起こっている」ということですね。
できる人はできている、できない人はできていない。
ただそれだけです。
あなたはできる？
じゃああなたにおいて「できる」という出来事が、ただ起こってるんですね。
あなたはできない？
じゃああなたにおいて「できない」という出来事が、ただ起こってるんですね。
できるのはあなたが優れているからではありませんし、できないのはあなたが劣っているからでもありません。
それはただ単に「起こっている」だけです。
引き寄せの法則は、やってもいいしやらなくてもいいし、上手くいってもいいしいかなくてもいいのです。
だってそれはただ「起こっている」だけだから。
そもそも「引き寄せたい」というのは「求める波動」だから、いつまでたっても求め続ける状態（＝満たされない状態）でいるのは当たり前です。
引き寄せはきっと、「引き寄せなんてどうでもいい」と思った時に、初めて引き寄せられるのでしょう。（笑）
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