要するに、こういうことです。
「いま、頭の中に、何がありますか」と。
頭の中に何がありますか。
不安ですか、焦りですか、恐れですか。
安心ですか、くつろぎですか、喜びですか。
いま、頭の中に何がありますか?
それを知り、それを自分の望むものにする。
そのために想像力を利用するということです。
なぜなら、頭の中に今あるもの。
それがすなわち、最終目標だからです。
いま頭の中にあるものが、人生の最終目標です。
人生の最終目標は、遠い未来に設定された、「なりたい自分」とかではありません。
「今、頭の中にあること」
それが人生の最終目標です。
なぜなら、もう何度も言っていますが、「今しかない」からですね。
「今」を最高にすることがすなわち、人生の最終目標です。
で、いま頭の中に何がありますかと。
あなたの最終目標は、どのように達成されていますかと。
不安ですか、焦りですか、恐れですか。
それとも安心ですか、くつろぎですか、喜びですか。
あなたの望みはどれですか。
そしてそれは、達成されていますか。
達瀬されていないなら、どのように達成しますか。
現実を動かして、しかる後のその現実から望む気分を分け与えてもらいますか。
それとも創造力を駆使して、今この場で望むものをクリエイトしますか。
どう考えても「創造力」ですよね。
現実をうんとこせと動かして、しかる後に現実に気分を分け与えてもらう。
「外」の何かに頼る行為。
それは現実を動かすのがそもそも大変な上に、動いたとしてもその結果として正しく自分の望むものが手に入るかどうかもわからない。
非常に運まかせ風まかせ。
当たるも八卦当たらぬも八卦、一か八かの大勝負。
さんざん労力をかけて、ゼロ、あるいはマイナスかもしれない。
そんなこと、とてもできませんよね?
ギャンブルにもほどがある。
将来手に入るかもしれない、手に入ったらいいな、ぜひ入って欲しいなという、何の確証もないもののために、最終目標である「今」を犠牲にするなんて、これを本末転倒と言わずに、何と言いましょう。
今スグ手に入れるのです、想像力によって。
最終目標は、今、手に入れるのです。
なぜなら、「今」が最終目標だから。
そのための想像力です。
何はなくても今すでにいい気分でいれたら最強じゃないですか?
それ以外に何が欲しいというのですか?
「現実」ですか?
現実という目に見える証拠が欲しいですか?
それよりも、目に見える証拠がなくとも結果を手に入れることができる能力のほうが欲しくないですか?
「現実」という中間物をすっ飛ばして、直接結果を手に入れることができるなら、それが最高じゃないですか?
そう、現実は結果じゃなくて、中間物です。メディアです。
テレビと一緒です。
面白いテレビを見て、笑いという結果を得た。
面白い現実を見て、満足という結果を得た。
結果は「気分・気持ち」です。「気」です。
現実はそれをもたらす中間物。
いい気分という結果を得るためになんか面白い番組ないかなと、テレビのチャンネルをガチャガチャと変える。
いい気分という結果を得るために、面白い現実を見ようと、ガチャガチャと現実に手を下す。
同じですね。
他の何かから得ようとしています。
自分で生み出すという発想ではありません。
自分に力を取り戻すとは、自分で自分の望むものをクリエイトしていくということです。
そしてそれはできるのです。
今、望むものを、この瞬間、生み出し、そして手に入れることができるのです。
想像力によって。
それが人間の力です。
パワフルな創造力です。
今、この瞬間の、頭の中を、クリエイトする。
人生をクリエイトするとは、そういうことです。
そしてそれは、今、この瞬間から、誰にでも、できるのです。
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